奇跡的な大ブレイクを遂げた大久保佳代子(42)が先日、大阪の番組の生放送で「1億円ちょっと」と、ガチ貯金額を明かし話題になった。そこで本誌は、有名人3人の貯蓄額を調査。本人に本物の預金通帳を見せてもらった。

 

「いちばん残高のあったのは昨年3月ですね。ネットバンキングの残高が7千279万8千613円でした。野田政権が解散するって言ったときに、景気がもうこの民主党政権から悪くなることはないだろうと、機を見てドオッと株を買ったんですよね」

 

そう微笑むのは、元衆議院議員でタレントの杉村太蔵(34)。

 

「私が投資するのは、まずリストラをむやみにしない会社、障害者をしっかり雇用している会社、離職率の低い会社。こういった素晴らしい会社は、中長期的に見れば必ず上がってくるんです。議員になる前の証券会社時代、上司にアドバイスされた経験を生かしましたね。今はすべての銘柄を売り、静観の状態に入っています。現在の貯金残高?かつての貯金額は、いまはいろいろ投資用の運転資金に回しているので、貯金額はあのころよりはるかに下回っていますよ」

 

2人目は、’00年台前半に格闘技イベント「K-1」で活躍し、大ブレイクしたボブ・サップ(39)。しかしながらその後は負けが続き、いつの間にか日本からフェードアウトした印象が強いが、貯蓄額はなんと……。

 

「アメリカの家のローンも支払いが終わっているし、株も持っている。それを除いても……500万ドルはあるかな」

 

現在のレートだと金額はシメて5億2千500万円!ちなみに月で最高稼いだ金額は「K-1」で活躍した’04年で、120万ドル=1億2千600万円だという。

 

「オレは昔、NFLの選手だったことがあるんだけど、そのとき人に騙されて一文なしになったことがあるんだ。それからお金の勉強をして“二度と痛い思いはしない”と誓った。生命保険も一括で50万ドル(5千250万円)を25歳で払っている。あとのお金の使い道?使いたくても忙しすぎてノーチャンスだ(笑)」

 

最後は、昨年末の“シリーズ完結”を機に、本格的にタレント業にも進出を図るビッグダディこと林下清志氏(48)。「基本的に宵越しの金は持たない考え」ということもあり、現在の貯金額は6万5千円だ。

 

「10年間使っていなかった『ゆうちょ銀行』の口座に預けていた5万円が、気づけば長年の利子のおかげで(金額が)増えていました。ホント、これだけですね」

 

昨秋からは、イベント出演が激増。さぞかし、大儲けしているのかとおもいきや、「基本的に交通費込みというのもあるため、貯金にまわすほどもらえてませんよ」とのこと。そんななか、昨年刊行した著書『ビッグダディの流儀』の印税では、長年の恩人に対しての人助けをしていた。

 

「これまでの人生で3度、家計が大ピンチになり、20年来の友人にお金を借りて乗り越えてきました。もちろん、借りたお金は全額返済しているのですが、ちょうど印税が入った時期に、彼がお金の面でピンチを迎えたんです。これまでのお礼を込めて『使ってほしい』と渡せたことはよかったと思いますね」

 

(週刊『FLASH』1月28日号)

関連カテゴリー: