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今年も1等・前後賞合わせ10億円が当たる、年末ジャンボの季節がやってきた。年を取って経験を積んでいるからこそ見えてくる宝くじの真実がある――。そんな「億売り」実績のある名物じいさんが運気に「喝」。老賢人の名言、刮目して見よ、そして売り場に走れ!

 

「今年は平成最後の年末ジャンボ。長年売ってきたご褒美に、10億円が出る気がするんじゃよ」

 

こう話すのは、秀じいの愛称で親しまれる東京都「浅草橋東口駅前売場」の森秀夫さん(87)。戦後すぐから、この場所で宝くじを販売。全国で現役最長歴の販売員だ。売り場からは’16年サマー1等・前後賞7億円をはじめ、20本以上の億が出ている。まさに秀じいは億招きの達人なのだ。

 

本誌では、億実績のある売り場から、名物じいさんを発掘。親愛の念をこめて「億じい」と命名し、億招きの心得を聞いた。

 

年末販売時はサンタの衣装がトレードマークの秀じいだが、じつは売り場に暖房がないため、10年前に寒さ対策で着込むことにしたという。

 

「’08年に初めて着たところ、それから3年続けて、年末ジャンボで億が出たんじゃ。ハデな衣装が宝くじの女神の目にとまったのかもしれないね。ハハハハハ」

 

そんな秀じいが70年近い販売歴の中で実感しているのは、「販売員と目が合ったときが買い時」。

 

「先日もたまたま通りがかりの女性が、売り場に座っている私と目が合って『これもなにかの縁だから』とスクラッチくじを1枚(200円)買ったんですよ。その場で削ったらなんと10万円! 宝くじは運です。目が合った瞬間、買う人と売る人の運が合わさって、ふだんとは違う運の強さが発揮されるんじゃ」

 

長年、その目で億万長者の誕生を見続けてきた「億じい」だから語れる億招きの格言。ぜひ年末ジャンボ購入時のヒントにしてみては?

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