今年も1等・前後賞含め10億円の、年末ジャンボの季節がやってきた(11月20日より発売)。今回本誌は、’11年から8年分の年末1等売り場のデータを入手。47都道府県別に、もっとも年末に強い売り場を選びだした。そのなかで西日本の「年末ジャンボに強い売り場」は次のとおりだ。
【三重県】「阿児イオンチャンスセンター」1等当せん実績:’15年年末10億円
【滋賀県】「フォレオ大津一里山チャンスセンター」1等当せん実績:’15年年末10億円
【京都府】「地下鉄京都チャンスセンター」1等当せん実績:’12年年末6億円、’15年年末10億円
【大阪府】「大阪駅前第4ビル特設売場」1等当せん実績:’12年年末6億円5本、’16年年末10億円ほか
【兵庫県】「明石イトーヨーカドーチャンスセンター」1等当せん実績:’16年年末10億円
【奈良県】「小西通まあろービルチャンスセンター」1等当せん実績:’12年年末6億円
【和歌山県】「新宮イオンチャンスセンター」1等当せん実績:’16年年末10億円ほか
【鳥取県】「イオン鳥取北チャンスセンター」1等当せん実績:’09年年末1等3億円
【島根県】「みしまや春日チャンスセンター」1等当せん実績:’14年年末7億円
【岡山県】「岡山病院前チャンスセンター」1等当せん実績:’15年年末10億円
【広島県】「吉川たばこ店」1等当せん実績:’13年年末7億円
【山口県】「みずほ銀行山口支店」1等当せん実績:’15年年末10億円
【徳島県】「北島イオンタウンチャンスセンター」1等当せん実績:’13年年末7億円
【香川県】「観音寺チャンスセンター」1等当せん実績:’13年ロト7・8億円2本、’19年ロト6・6億円
【愛媛県】「竹村商店」1等当せん実績:’12年年末3億円
【高知県】「高須ハイパーチャンスセンター」1等当せん実績:’11年年末3億円2本
【高知県】「イオンモール高知チャンスセンター」1等当せん実績:’19年ロト7・9億3,000万円3本同時当せん
【福岡県】「穂波イオンチャンスセンター」1等当せん実績:’17年年末10億円
【佐賀県】「牛津セリオ宝くじ売場」1等当せん実績:’11年年末3億円
【長崎県】「諫早バイパス店」1等当せん実績:’14年年末7億円
【熊本県】「みずほ銀行熊本支店」1等当せん実績:’12年年末6億円、’18年年末10億円
【大分県】「わさだタウンチャンスセンター」1等当せん実績:’13年年末7億円
【宮崎県】「高鍋ジョイアスチャンスセンター」1等当せん実績:’13年年末7億円
【鹿児島県】「天文館チャンスセンター」1等当せん実績:’11年年末3億円
【沖縄県】「那覇メインプレイスチャンスセンター」1等当せん実績:’14年年末7億円2本
一覧表のなかでも、群を抜く爆当たりをしている売り場を直撃。その大当たりの背景に迫ってみた。
まず’12年に、史上最高1回に6億円5本、総額30億円を出した大阪府「大阪駅前第4ビル特設売場」。その大当たりの秘密を、販売担当の野田保隆さんはこう明かす。
「まずはお客さん自身の運気。そして売り場の運気。最後は販売員の運気。この3つが凝縮された爆当たりだったと思います」
宝くじ業界ではよく「売り場がリニューアルすると当たりが出る」と言われるが、「大阪4特」はジャンボのときだけ第4ビル前に設置される特設のため、常にリニューアルされているとも言える。さらに販売員には「おかねさん」の福名で知られる岡根真弓さんを筆頭に、運気に自信がある人ばかりとか。
「今年はドリームからハロウィンまで第4ビル前の舗装工事のため、第3ビル前で営業していました。この年末は、ようやく本来の第4ビル前に復帰。心機一転、売り場の運気は最高ですよ」
沖縄県の“那覇のミラクル”と呼ばれる年末1等売り場が「那覇メインプレイスチャンスセンター」。’14年に、1等7億円が2本同時に出た。
「しかも、発売初日に売り場に納品されたくじの中に2本ともありました。まさに天文学的確率の大当たりです。じつはその年の秋、西日本女神くじでも1等1億円が出ていて、やはり当たりは当たりを呼ぶということではないでしょうか」(川西正之店長)
1等2本のうちの1本を当てた男性が売り場にきたが。
「非常に冷静な対応で、おそらく当せんは知っていて確認にいらしたのでは。応接した販売員のほうが震えてました(笑)」
一覧のなかで、香川県と高知県は年末1等実績がない売り場になっている。じつは近年、ロトで大当たりが出た売り場からジャンボ1等がよく出ているため、香川県「観音寺チャンスセンター」と高知県「イオンモール高知チャンスセンター」を、あえて一覧に加えている。
販売最終日となる12月21日は大安だ。あなたはどの売り場で10億円を狙いますか!?