ドラマ「冬のソナタ」から始まった韓流ブーム。K-POPやドラマが次々ヒットして、コスメやグルメでも注目を集めるほど熱は冷めない。そんななか今、話題なのが、韓国屋台で行列ができているという「マヌルパン」。マヌルとは韓国語でニンニクという意味で、フランスパンにガーリックバターを染み込ませて、クリームチーズを詰め込んだパンのこと。
今年5月、「俺のBakery&Cafe」でマヌルパン「俺の罪悪パン」(1個420円・税込)が販売されると1日200個売れるほどの人気に。さらに6月、パン好きが集まる「パンのフェスアワード2020」で初代グランプリを受賞すると一気に拡散した。広報担当者によると、「20万人のフォロワーを抱えるグルメインフルエンサーのウルフさんとのコラボ商品で、韓国屋台で人気のマヌルパンを再現した」という。
■1個739キロカロリーでもクセになる甘しょっぱさ
作り方はまず、パンの切れ目にクリームチーズを流し込み、ガーリックバターのエキスの中にパンを丸ごとつけこんだ後、約200度のオーブンで焼く。焼き上がったらさらにクリームチーズをトッピングと、ガーリックバターとクリームチーズをふんだんに使ったこともあり、1個のカロリーはなんと739キロカロリーも! 生姜焼き定食1人前とほぼ同じカロリーというが日本人向けに甘さを少し抑えてあるという。
さっそく記者も購入してみると、ビニール袋の外からもニンニクの香りがほんのり漂い、手でパンを割るとぎっしりつまったクリームチーズがこぼれおちそうになった。パンの外側はカリッと香ばしく、甘さ控えめなクリームチーズが口の中に広がって、後からガーリックバターの風味がじわじわと広がってくる。
「食べる罪悪感はすごい、でも食べたい」「何駅歩いて食べた分消費する」と、リピーターの女性たちが続出しているのも納得。
当初5月15日からに31日までの限定販売だったが、延長を希望する声が多く寄せられ6月末まで延ばしたところ、店舗とEC合わせて約2万8,000個も売り上げた。さらに今夏、SHIBUYA109渋谷店で8月29日まで販売中(ECも29日まで販売)。
街中のパン屋さんではまだあまり見かけないこともあり、巣ごもりでマヌルパンを手作りする人も続出しているのだとか。
夏バテを回復するために「マヌルパン」でスタミナをつけよう!
【INFORMATION】
俺のEC~銀座「俺のシリーズ」公式
https://ec.oreno.co.jp/