新しい年を前に、本誌宝くじ班が昨今の当せんデータを分析。すると、不思議なことに「猫」にちなんだ売り場から続々「億」が出ていることが判明。そういえば、来る年は2022年。“にゃん・にゃんにゃん”と100年に一度の猫イヤーだったのニャ! 新年の爆当たり予測をお届けしますーー。
■実績総額70億円! “看板リアル猫”が「年末年始」に億招き
「先日も『宝くじよりもマコちゃんに会いたくて』と言って売り場に来た70代の男性がドリームジャンボ2等1,000万円大当たり。まだまだパワーは健在です」
そう話すのは、東京都「京葉交差点宝くじセンター」(江戸川区東小松川1-8-11)の店主・吉田誠一さん。売り場の看板猫のマコちゃんは11歳。近所で生まれた子猫を、誠一さんの母(故・ツヤさん)が引き取り、売り場内にハウスを作って育て始めたところ、わずか2カ月後の年末ジャンボで1等3億円。現在までにジャンボだけで総額26億円を出している。
「マコちゃんはしっぽがカギ形に曲がっているのが特徴。母はよく『このしっぽに億が引っかかってくれるんだ』と話していました。母が亡くなった直後の’19年サマーで1等7億円が出たときは、マコからの餞せん別べつのようだと話題に。それからも看板猫として、毎日店頭に出続けていますよ」(吉田さん)
宮城県「卸商団地チャンスセンター」(仙台市若林区卸町1-6-9)のみーちゃんは、販売担当の山田裕美さんの飼い猫だ。
「9年前、親戚の家に生まれた子猫を引き取って育て始めました。かわいい写真が撮れたので、私がそのころ担当だった宮城県『古川イオンチャンスセンター』に飾ったところ、ドリーム1等大当たり。その後、私が『卸商団地チャンスセンター』に担当が移ったので、いっしょにミーちゃんの写真も引っ越し。すると’14年年末7億円、’15年年末10億円と、奇跡の2年連続1等が出たんです」
実際に売り場にみーちゃんを連れてくるのはむずかしいため、粘土で「みーちゃん人形」を制作。店頭に置き、かわいがっている。
「おかげさまで’18年にはロト6の1等6億円。先日もスクラッチで1等300万円を常連の男性が当てて『軽自動車を買った』と報告に来られました(笑)」(山田さん)