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新年度を迎え、お金の備えやライフプランを見直す人も多いだろう。そこで避けては通れないのが、医療の問題だ。病気ごとの入院日数と医療費を知って、正しく備えようーー。

 

「4月で子どもが独立するので、もっと保険料の安い医療保険に見直そうとしているのですが……。もし病気になったとき、どれくらい医療費がかかるか、どれくらい仕事を休まないといけないかわからなくて」(50代会社員の女性)

 

病気になったときに備えるには、入院日数やそれに伴う医療費を知っておきたいところ。そこで本誌が、50代以降になりやすい病気について、独自にまとめたのが図の表(画像参照)だ。金額は3割負担の家庭が払う負担額になっている。

 

病気ごとの治療法と入院日数の最新情報を、医療ガバナンス研究所の理事長で内科医の上昌広さんと、常磐病院(福島県)の医師・尾崎章彦さんに解説してもらおう。

 

【図解】50代以降になりやすい病気ごとの治療法と入院日数

 

 

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