家電製品は手の出しやすい価格のものを(写真:アフロ) 画像を見る

「ふるさと納税が始まって以来、この2022年ほど、トイレットペーパーや洗剤などの日用品を返礼品に指定する方が多かった年はないと思います」

 

そう話すのは、ふるさと納税に詳しい節約アドバイザーの和田由貴さんだ。

 

「物価の高騰が影響して、家計の負担を減らす返礼品を選ぶ傾向がありました。

 

静岡県沼津市に1万円を寄付すると、トイレットペーパー18ロール入りが6パックも送られてきて、どこにしまおうかとうれしい悲鳴。千葉県市原市の返礼品にはライオン製品が多く、洗濯用洗剤なども大量に届きます。いつも使っているブランドのものだと安心ですよね」(和田さん、以下同)

 

問題は保管スペースだろうか。

 

「ものを増やしたくない方には、旅行券やお食事券などがおすすめです。東京都墨田区のスカイツリーの天望デッキでのペアランチチケットは寄付額5万円。きっと思い出に残るふるさと納税になりますよ」

 

チケットの有効期間や、予約できない日があるのかなどの確認を忘れずに。

 

「実は、家電製品もおすすめです。ふるさと納税の返礼品は寄付額の3割相当と決まっているので、高額家電だと寄付額がかさみますが、電気ポットやオーブントースター、炊飯器などだと手が出しやすいのでは」

 

大阪府門真市のタイガーの炊飯器や、兵庫県加西市のアラジンのグラファイトトースターなどの人気が高いという。

 

「ふるさと納税の返礼品は、日本で製造されているものはほとんどラインナップされているのではないかと思うくらい、何でもあります。欲しいものがあるときは、まず、ふるさと納税の返礼品から探してみるといいと思います」

 

最近話題のマッサージガンや、一家に1台欲しい血圧計など、返礼品リストを見ていると時間を忘れそうだ。

 

「返礼品は提供する自治体で作られているもの。まさしくメイド・イン・ジャパンのすぐれものばかりです」

出典元:

WEB女性自身

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