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ある女性が6月19日に投稿したツイッターの動画が物議を醸している。

 

投稿によると、そのユーザーは自転車で子供を病院に連れて行く途中、狭い通路だったため歩行者の男性に対し注意喚起のため一度ベルを鳴らしたという。すると、ぶつかったわけでもないのに、男性に前カゴを捕まれ大声で怒鳴られたというのだ。投稿者は、恵比寿でのベビーカーの事例を挙げ“最近こういう事増えて今いません?”と、問題提起をしていた。

 

「恵比寿でのベビーカーの事」とは、モデルでプロポーカープレイヤーの“ななちゃら”こと實近菜那(23)が今月8日、東京・恵比寿駅で、中年男性からベビーカーにわざと体当たりされ、ベビーカーを掴まれる被害に遭ったことをツイッター報告し、テレビなどのニュースでも取り上げられ話題になった件を指している。

 

投稿者は、《チャイルドシートが前乗せタイプを使っている方ならわかると思うんですが、非常に重いため急に掴まれたりすると転倒しかけます》と危険を感じたことも明らかにしていた。

 

問題の動画は前カゴを掴み自転車を通行させないように立ち塞がる男性に対し「『どけどけ』ってことじゃなくて、普通に通りますよってことで鳴らしただけじゃないですか」と母親が釈明するシーンから始まる。

 

すると男性は「それじゃ『通ります』って言やぁいいじゃん! 声出して、違うかぁ~!! オイっ!!」と大声で女性を恫喝し、さらに両手で自転車のカゴを掴み威嚇。怒鳴り散らす男性の顔の正面には、チャイルドシートに座った子どもがいるようで、子どもは恐怖のあまり泣き出してしまった。

 

泣き続ける子どもにはお構いなしで怒りの収まらない男性に身の危険を感じた女性は、近くの通行人に助けを求め、通行人が男性を制止しようとするものの、男性は「オレ動かねえからな」と自転車のカゴに肘を乗せて立ち塞がったままの状態で動画は終了する。

 

最終的には、通行人や警察の仲介を経て親子共々無事だったようだ。小さな子どもを連れた母親の恐怖心は想像に難くないが、ネットでは”ベルを鳴らす行為は違法”だということで母親にも非があるとする意見も多くみられた。

 

《注意喚起でもベル鳴らすのはだめですねー》
《ベルは注意喚起じゃなくて危険防止のため、緊急の時なんですよ。ベルは「自転車が通るから危ないよ、自転車に気づいてよ」という注意喚起のためのものじゃない》
《こどもを理由にするのは論外。自分が子連れで道路交通法違反をしなければ怒鳴られない
自転車通行可の歩道でも、邪魔だから、退いて欲しいからでベルを鳴らすのは駄目ですよ。子供連れてるからって、弱者とは限らない》
《子供がいれば何をしてもいい訳ではないと思います。正直、最近の自転車はむちゃくちゃな運転をしてる人ばかりです。歩行者にベルを鳴らして退け!というのはどうなのかな?自転車を一旦降りてご自身が避けて通り過ぎればいいのでは?私ならそうします》

 

一方で、ベルを鳴らすことは違法だとしても、男性の行為は行き過ぎであると母親を擁護する意見も多数みられた。

 

《ルール的にはどうなのか?と議論ありそうですが、それを抜きにして、このおじさんの行為は非常識で危険であり、ともかく、周りの人やおまわりさんが助けてくれたと言うことで、無事で何よりです》
《法律云々の前にたかがベル鳴らした位でこんなイチャモン言ってくる方が怖いと思うのですが、、でもこういう方は「たかがベル」には捉えないのでしょうね。。》
《自動車で追い越し車線走り続けたり割り込み運転したりなんかで道路交通法違反して煽られたら煽って脅喝した奴バッシングするくせに、今度は脅喝した奴ではなく自転車でベル鳴らした程度の奴を叩くのか。お前ら単純に叩きたいだけやろ》
《ベル一回で子連れに絡むこの爺さんが異常に攻撃的なだけなのに、ベルを鳴らしたことを指摘するツイートが溢れているのが、この日本社会の子育てに対する態度の表れですね。子ども、子連れの親なんて、最大限の配慮で守られて当然なのに》

 

昨今よく起きる、“優先されて当然と思っている子連れウザイ派”vs.“優先してあげようよ、余裕なさすぎ派”の論争はまだまだ続きそうだ。

出典元:

WEB女性自身

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