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26年度から国民生活に欠かせない「指定野菜」に“昇格”するブロッコリー。’74年にジャガイモが指定されて以来、約半世紀ぶりの追加だ。農林水産省によればブロッコリーは出荷量が10年で3割増えており、需要が高まっている。

 

森のようなドーム状部分の「花蕾(からい)」を使ったレシピも多いが、Xでは「茎の部分」がにわかに話題になっている。きっかけは、とあるユーザーの投稿。ブロッコリーの茎の部分は捨てているといい、さらにその大きさにも疑問を抱いていた。

 

Xでは「ブロッコリーの茎」がトレンド入りし、《茎おいしいのどころか食べられることすら知らなかった…そのせいで買うのを避けてたまであったのに》と共感する声が。

 

だがいっぽうで《え!捨てないで!茎めっちゃ美味しいよ!》《そこを捨てるなんて勿体無い》と、好んで食べているというコメントが目立っていた。また《ブロッコリーの茎の方が栄養あるから食べてる》と、栄養価の高さを評価する声もあった。

 

そこで本誌は、管理栄養士の森下久美子さんに話を聞いた(以下、カッコ内は森下さん)。

 

「野菜や穀類、魚にしても、実は食べられる部分を多く捨ててしまっていることがあるかもしれません。食物は全体でひとつの命であり、それを丸ごと余すことなく食べることで栄養価もアップしますし、エコにもつながります。もちろん例外もあり、食べられない部分というのはあります。ブロッコリーに関しては、ぜひ花蕾と茎の部分どちらも食べていただきたいですね」

 

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出典元:

WEB女性自身

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