令和6年7月末時点での要支援・要介護認定者数は約717万人。
その中でも、在宅介護サービスを受けている人は約403万人（※令和6年7月度 厚生労働省「介護保険事業状況報告」より）。
在宅介護サービスを受けずに、自力で介護をしている世帯も別途いることを考えても、相当数の世帯で在宅介護が行われている。
そんな介護の助けとなるアイテムが、なんと「コストコ」にも取り扱いがあるのだ。
海外製ならではのおしゃれな見た目に、香りでごまかさない高い消臭力、素材にこだわった商品といった高品質のものが揃っているので、介護時の困りごとにもきめ細やかに対応してくれる。
今回は介護以外でも重宝する、大容量でも使い道に困らないアイテムに絞って紹介する。
■肌にやさしいこだわりの素材とおしゃれなパッケージでコスパ◎！
「カークランドシグネチャー ウェットワイプ トイレに流せる無香料」2,498円
子育てしているママの間では、コストコの子ども用おしり拭きはよく知られている商品だが、体も拭けて、トイレに流せるウェットシートの取り扱いがあることはあまり知られていない。
コストコのプライベートブランド「カークランドシグネチャー」の商品で、640枚入り2,498円と1枚あたりの価格にすると約3円。
市販で売られている、日本製のトイレに流せるシートの価格は1枚あたり約8円（※編集部調べ）であることを考えると、リーズナブルだ。
品質にもこだわっていて無香料でパラベン、フタル酸フリー。
植物由来素材を使用しているのでやわらかい肌触り、さらにアロエとビタミンEを配合しているので使用後の肌に潤いも与えてくれる。
もちろん、介護用の体拭きとしてだけでなく赤ちゃんのおしり拭きにも使える。ふた付きのパッケージも優秀で、片手でシートをラクに取り出せるので、一方の手で体を支えながらのおむつ交換もスムーズ！
1パック64枚入りと、持ち運びにも邪魔にならない大きさ。トイレにそのまま置いていても抵抗感のない、おしり拭きとは思えないデザインのパッケージはインテリアの邪魔をしない点もうれしい。
■超定番品！ 介護で気になる汚れやにおいもこれさえあれば安心！
「オキシクリーン マルチパーパスクリーナー」2,998円
介護での困りごとのひとつが、衣服や絨毯などについてしまう尿臭や体臭などの嫌なにおい。
そんなとき、つけ置き用洗剤としても活躍してくれるのが、このオキシクリーン。
尿臭であれば、40～60℃のお湯にオキシクリーンを溶かした溶液に20分以上漬けおき、水ですすいだ後に洗濯機で通常の洗濯をするだけで、においがすっきり落ちる。
においの気になる絨毯は、オキシクリーンを溶かした溶液を雑巾に染みこませて、においが気にならなくなるまで気になる部分を拭き取ればOK。
用途により、使用する量は異なるが、たとえば、においやしみ抜きをしたい場合は、4Lのお湯に対してオキシクリーンの量は、付属のスプーンのメモリ1（約30g）。
1箱で約175回分になり、1回あたりの価格は約17円。
ドラッグストアで売られていた、一般的な日本製の衣料用漂白剤は同量で計算したところ、1回あたりの価格が約20円（※編集部調べ）になるのでお得だ。
塩素不使用の酵素系漂白剤なので、色柄物の洗濯にも使え、除菌もしてくれる。
また、お風呂場や玄関などのタイル掃除などにも◎と、マルチに使える。5.26kgの漂白剤が一袋にまとまっているので、100円ショップなどで売っている容器に詰め替えて使うことをおススメする。
