栃木県上三川(かみのかわ)町の住宅で富山英子さん(69)が殺害され、栃木県警下野署の捜査本部は、強盗殺人容疑で横浜市港北区に住む無職の竹前海斗容疑者(28)と、妻の美結容疑者(25)を逮捕した。
「事件では、指示役で逮捕された竹前容疑者らのほかに、実行犯として4人の高校生を逮捕しています。神奈川県相模原市在住の高校生が3人、川崎市在住の高校生が1人でした。それぞれ別の高校に通っているようで、4人全員が顔を合わせたのは事件当日が初めとみられています。海斗容疑者は逮捕時、海外逃亡を図って羽田空港におり、美結容疑者は生後7カ月の子どもを連れて、横浜市内のビジネスホテルに滞在していました」(捜査関係者)
逮捕された海斗容疑者は、横浜市保土ヶ谷区で幼少期を過ごした。地元の同級生は、当時の海斗容疑者についてこう語る。
「たしか、小学5年生か6年生のときに転校してきた記憶があります。小中学校では、一緒に遊んだことがありました。彼はサッカーをやっていて、イケメンで有名だったので、モテモテでした。ちょっとやんちゃな部分はありましたが、何か事件を起こしたりすることもないし、そんなに悪い印象はなかったです。
今回の事件で、逮捕された映像を見て、あんなに太ったんだと驚きました。それに、名字を変えていたのも気になりました。結婚していたことは知っていましたが、そのときの名字は昔のままだったので、その後、離婚して再婚したんだと知りました。たぶん、婿入りしたってことですよね。いま、同級生や先輩・後輩の間では、彼のことで持ち切りですよ。こんなことで有名になるなんて」
海斗容疑者は2021年9月、未成年の女性とみだらな行為をしたとして、わいせつ目的誘拐と神奈川県青少年保護育成条例違反の疑いで逮捕されている(後に不起訴処分)。当時、住んでいた保土ヶ谷区内のアパートの近隣住民は、騒動を覚えていた。
「アパートの前に警察官が何人も来て、捜査していたことがありました。何か物騒だな、と思った記憶があります。また事件を起こしたとしたら、驚きますね」
離婚後の海斗容疑者は、実家近くで転々とアパートを借りて、独り暮らしをしていたとみられ、親族が経営する水道設備会社で働いていたこともあったという。その後、美結容疑者と出会い、再婚することとなった。
なぜ凶行に及んだのか。捜査の進展が待たれる。
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