鈴木宗男(写真:時事通信) 画像を見る

検察をめぐる“醜聞”が波紋を広げている――。

 

各社報道によると、’21年から約4年半、東京地検特捜部に所属していた男性検事(48)が、昨年までに事件の捜査対象として取り調べを行っていた女性と性的関係を持った疑いで、最高検が調査を進めているという。男性には、自民党派閥の裏金問題で主任検事として捜査に当たった経歴も。そのほか、捜査のために使用していたホテルに女性を呼び寄せていたとの報道もあるが、7月8日の「ANNニュース」(テレビ朝日)によると、今年5月、男性に“検察官として倫理に違反したことはないか”と質問したところ、《全くない》との返答があったという。

 

捜査対象者と不適切な関係にあり、宿泊費を公費から流用していたことが事実であれば、職業倫理にもとる極めて不適切な行為と言わざるを得ない。7月9日の参院法務委員会では、平口洋法務大臣(77)も厳しい批判に晒された。

 

同委員会で質疑に立った自民党・鈴木宗男参院議員(78)は、一連の報道を取り上げ、男性をめぐる疑いを平口氏がいつ把握したかを問うた。これに対して、平口氏は「そういう事案があることは従前から報告を受けていましたが、報道の内容については今日初めて知りました」と答弁。さらに、「お尋ねは個別事件における捜査および証拠の具体的内容にかかわる事柄であり……」と“差し控え”の旨を言いかけたところ、鈴木氏はこうまくしたてた。

 

「大臣!人を馬鹿にしてはいけませんよ!」

 

ここで、伊藤孝江委員長(58)が速記を止めるよう指示を出し、審議は一時ストップ。その後、平口氏は改めて「法務省内におけるやり取りに関する事柄ですから、お答えを差し控えたいと思います」と述べたが、鈴木氏は「事の中身を聞いてんじゃないんだよ!あなたはいつ検察から報告を受けたか聞いてるんですよ!それを端的に答えろと言ってるんですよ!」とむしろヒートアップした。

 

これを受けて、「具体的な日時は忘れましたが先週のしかるべき時だったと思います」と平口氏。鈴木氏は、男性をめぐる疑いは「社会問題」と指摘した上で、元大阪地検検事正の北川健太郎被告(66)が部下の女性に対する準強制性交罪に問われた事件にも触れ、こう続けた。

 

「まさに権力によって、といっても言いでしょう。弄んでいるんじゃないですか!そういったことがあったにも関わらず、なぜ緊張感を持たないんです!それを先週聞いたこと自体がおかしいんじゃないですか!?刑事局長はいつ知ったんですか!」

 

鈴木氏の隣に着席していた自民党の森まさこ参院議員(61)は、「そうだ!」と声を上げる。指名を受けた法務省の佐藤敦刑事局長は、「具体的な日時についてはお答えを差し控えますが、この件に関しては発覚次第調査が行われていたというとことでございまして。その検事に関わらず多数の関係者がおりますので、それらを踏まえて調査が進められていました。その上で、先週の段階で大臣にご報告しました。事実の有無も含めて、様々な調査を行っており、結果が出た場合には、厳正に対処するつもりであるとご報告いたします」と答弁した。

 

ただ、鈴木氏は、「日にちはいつかわからん、その言い方ありますかね?もし噂でも話があれば(大臣に)上げるのが事務方の役割じゃないですか?“基本のキ”がなっていないんじゃないですか?私は検察組織が今おかしくなってると思いますよ!それを大臣がペーパーをもらって、進行中の事案であるからお答えできないなんて、まったく馬鹿げた話は考えられませんよ」と批判し、こうも言い放った。

 

「検察は単なる一行政組織ですよ。“検察ナメんな”なんて偉そうなことを言える立場じゃないんですよ!」

 

いっぽう、平口氏は終始さえない表情を浮かべるばかりだった。

 

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出典元:

WEB女性自身

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