まだまだ残暑が続きますね。今年はパリも猛暑でした。しかし、どうして東京オリンピック・パラリンピックは夏の開催なんでしょう? 夏休みだからかもしれませんが、何せここ最近の日本は(世界もですが)異常気象続きで、夏は信じられないほどに暑すぎますからね。そんな時期に開催して大丈夫なのかと心配になるのは私だけでしょうか?

 

水を差すわけじゃなく’64年の東京オリンピックは秋の開催でした。私が5歳の時のことです。いい時期のオリンピックでしたよ。切ない季節のスポーツ祭典、何もかもがドラマティックでした。政府は’20年のオリンピックとパラリンピックに合わせてサマータイムを導入しようとしているそうですが、在仏16年の私は反対です。欧州の夏は夜11時過ぎにならないと暗くならず、朝も4時にはもう明るいんです。ですからサマータイム制も有効なのですが、そんな欧州でさえ健康によくないからサマータイムをやめようという動きが出ています。

 

たしかに夏時間、冬時間になった最初の1週間は辛いです。今回の政府のサマータイム導入はちょっとそれに逆行する流れかもしれないですね。しかも、欧州が1時間のサマータイムなのに、日本は2時間の時差のサマータイムを検討しているとか……。もう少し議論をした方がよさそうです。それにしても東京オリンピック・パラリンピックが心配です。世界中から観光客が集まってきます。交通機関の麻痺も予想されていますが、そこに加えてこの暑さ、“ネッチュ〜ショ〜”なんて言葉が世界的になるかもしれません。暑さに弱い国から来た人たち、耐えられるでしょうか?

 

先日、ジャカルタに行ったのですが、東京の方が圧倒的に暑かったのです。日本の夏は異常です。この夏、世界各地で40度超えが相次ぎました。50度近い気温を記録した都市もありました。なのに、この問題はないがしろにされております。今度のオリンピックを真夏に開催する日本に出来ることはなんでしょうか? もしかすると、皮肉な話ですが、猛暑の中でオリンピックを開催することで、地球の温暖化への警鐘を鳴らせるかもしれませんね。東京五輪まであと2年、我々はさらに議論を重ねる必要があるでしょう。

 

さて、パリの市場で日本のゴーヤが売っておりました。驚くべきことにこちらでもゴーヤを栽培している農家があるんですよ。それで何か作れないかと試行錯誤して出来た一品がこちら。「ゴーヤとモズクの沖縄風天ぷら」です。ゴーヤの苦味もほどよくなり、最高に美味しい一品なのです。

 

材料4人分:ゴーヤ100g、モズク100g、玉ねぎ100g、コーン(粒)100g、卵1個、小麦粉大さじ6、片栗粉大さじ2、塩ひとつまみ、炭酸水150ml、揚げ油適量、蕎麦の乾麺400g。

 

まず、ゴーヤのワタと種の部分をスプーンなどでしっかり取り除き、薄切りにします。塩小さじ2分の1程度(分量外)をふってから塩もみし、10分ほど放置。水が出たら一度ゴーヤを水洗いし、水分をよく切っておきます。モズクもよく水切りし、他の食材と混ざりやすくなるよう料理ばさみで切っておいてください。ボウルにゴーヤ、くし切りにした玉ねぎ、コーンを入れ、小麦粉大さじ1程度(分量外)をふりかけ、全体になじませます。そこに卵、小麦粉、片栗粉、塩、炭酸水を加えたら菜箸でさっくりとかき混ぜ、最後にモズクを加えてよく混ぜ合わせます。180度の油で周りがカリカリになるまでじっくりよく揚げたら完成です。

 

暑い夏にぴったりなメニューです。冷たいお蕎麦と一緒にどうぞ。岩塩、一味、蕎麦つゆなどで味わってみてください。

 

ボナペティ!

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