《条例が懸念している「不審者」って、子供につきまとって隠し撮りしている週刊誌カメラマンのことなんじゃないかと思うんだな》
7月3日の午前、Twitterでこう呟いたのは国際政治学者の三浦瑠麗(42)。「Smart FLASH」が同日に公開した「三浦瑠麗氏、文春新社長と小6娘を連れ夜遊び姿 自宅は六本木ヒルズから“都落ち”、軽井沢別荘は『夫の保釈金のため』売却」と題する記事を引用し、不快感を示した。
記事によれば6月下旬に、三浦は小6の長女を伴って文藝春秋の社長・飯窪成幸氏と東京・渋谷区にある新国立劇場で上演されたオペラ『ラ・ボエーム』を鑑賞したという。22時に劇場を後にした3人は都内のバーへ移動し、同じ劇場で鑑賞していた脳科学者の茂木健一郎氏(60)らと合流。宴は0時半まで続き、三浦親子が帰宅したときは深夜1時を回っていたという。
娘を深夜まで帯同させていたことについて、「週刊FLASH」の取材に「我が家の教育方針としてはとくに問題はありません」と回答した三浦。しかし、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」第十五条の四では、《保護者は、通勤又は通学その他正当な理由がある場合を除き、深夜(午後十一時から翌日午前四時までの時間をいう。以下同じ。)に青少年を外出させないように努めなければならない》と記されている。
報道内容は事実のようだが、“週刊誌が子供につきまとっている”と反論した三浦。さらに記事内では、娘がバーのカウンター席の奥でずっと本を読んでいたと伝えられていたことから、《ちなみに、娘がイタリアン食堂の中で夢中で読んでいたのは、ジェシカ・タウンゼント著『ネバームーアーーモリガン・クロウの挑戦』早川書房でした。たいへん面白いそうなので、ぜひお子さんの夏休みの読書にどうぞ》ともツイート。
しかし、自らの行動を正当化し挑発するかような三浦の言動に、ネット上では批判の声が続出している。
《これが逆ギレってやつか》
《そもそも親が子供を夜遅くまで連れ回さなきゃいい》
《深夜まで子供連れ回す。しかも親は飲酒。それは正当化できんやろ。子供がかわいそうだ》
《反論になってないですよ。そうだとして、だから子供を深夜に外に出すなって条例があり、それを貴方は破っているのが問題視されているのです》
夫である三浦清志被告が業務上横領の疑いで逮捕・起訴されて以降、表舞台から姿を消している三浦。本誌は6月27日に、三浦が代表を務める山猫総合研究所のオフィスが移転していたことを報じている。
「三浦さんのオフィスは、国会議事堂や首相官邸に徒歩5分以内という永田町の一等地にありました。ビルの1階で、清志氏の会社『トライベイキャピタル』と同じフロアに入居していたのです。登記簿謄本によれば5月17日にこのビルから所在地を移しており、渋谷区の高層複合ビル内にある月額1万5000円のシェアオフィスに引っ越したようです。
三浦さんといえば歯に衣を着せぬ発言が注目を集め、テレビ出演を中心に知名度を上げてきた人物。しかし今年3月には、’19年7月の三浦さんのツイートが『夫婦関係に関する投稿をされプライバシーが侵害された』として、テレビ朝日の社員から訴えられた裁判で敗訴したばかり。にもかかわらず強気な発言を続けているので、あまり反省しているように思えないですね」(週刊誌記者)
娘を連れた深夜の夜遊びは、“都落ち”のストレスを発散していたのだろうか。