■見切り品をうまく利用したり「シェア買い」も
一方で、6月18日に米国とイランの停戦が正式署名され、中東情勢が一時落ち着いたことで、さらなる原油急騰による“ダブルパンチ”は免れそうだと柏木さんは指摘する。では、止まらない食品の値上げに対して、できることはあるのだろうか?
「当日の料理に使うなら、“見切り品”をうまく利用したり、献立を決めずにスーパーへ行き、特売狙いでお得な食材を選び、そこから献立を組みたてましょう。業務用の加工野菜もお得で、比較的安く購入できますよ。
また、スーパーエルニーニョの影響で、一部の魚が局所的に大漁になることがあり、そういったお得な魚も出回るはずです」
インターネット上などで同じものを買う仲間を募り、複数購入による割引を受けて手に入れる「シェア買い」サービスも注目されているという。
「お米や調味料などの保存品や、規格外の野菜や果物を安く手に入れることができます」
前出の立花先生は、“地産地消”をすすめる。
「地元で生産された食材を地元で消費すれば、輸送距離が短くなり、燃料消費も減るため、結果として二酸化炭素排出の削減につながります。何より、新鮮で、価格が安定していてお得なことが多い。地元の農家や漁業者にお金が回ることで、地域の産業が支えられるメリットも。そういう一人ひとりの意識が、地球温暖化防止につながっていくんです」
この夏は、酷暑対策に加えて、家計を守るための、さらなる工夫が求められそうだ。
画像ページ >【一覧あり】スーパーエルニーニョ現象が影響し値上がりしそうな食品(他4枚)
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