8月16日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で映画『シャンハイ』の特別試写会が行われ、出演者の渡辺謙(51)、菊地凛子(30)、ミカエル・ハフストローム監督(51)が登壇した。同作は、太平洋戦争前夜にあたる1941年の上海を舞台に、親友の死の真相を探るべく上海を訪れた米国諜報員の男(ジョン・キューザック=45)が、中国・アメリカ・日本を巡る巨大な陰謀に巻き込まれながら、運命の愛に出会い、激動の時代を生き抜いていく姿が描かれている。初共演となった渡辺の印象について菊地は「ごらんの通りでっかくて大きい人」と話すと、渡辺からは「動物園ではないんだから(笑)」と突っ込まれていた。そして、「何でもアイデアを持ってやっている姿勢は勉強になりました。素敵な方です」と尊敬の眼差しで渡辺を見つめた。渡辺も「一緒のシーンはなかなかありませんでしたが、仕上がりを見て大変だったんだな~と思いました。集中力を保つ俳優の体力は鍛えられていると思いましたね。さすがに色んな監督とお仕事をされていますよ」と菊地を絶賛した。(撮影:小山伸正)

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