10月26日、都内で、舞台『パレード』の制作発表会見が行われた。発表会には、俳優の山本裕典(23)、女優の本仮屋ユイカ(24)行定勲監督(43)らが出席した。
本作は、2010年に映画化されたもので、ルームシェアする若者5人の心の闇を描き出す物語となっている。先輩の彼女に恋する大学生の良介を演じる山本は
「劇場版は独特の世界観があって魅了されました。今回は舞台ならではの見せ方で、1人でも多くの方を魅了できるように、監督やキュストの方たちと手を取り合って頑張っていきたいです」と意欲を語った。
本作が初舞台となる本仮屋も「お客さんと一緒に楽しめる舞台は今から楽しみ。琴美は、お家にいる時間が多いので、みんなが居心地の良い空気感を作っていきたいですね」と語った。
舞台化することについて行定監督は「原作を読んで非常に感銘を受けて10年間ずっと映画化したいと思って、映画化できたのが7年後。今回の舞台版の話を聞いて、他人にやられたくないなと思った」と熱い思いを明かした。また、ルームシェアをしたいかどうかを問われると本仮屋は
「仲良しのしーちゃん(貫地谷しほり)とならしたい。しゃべりのスキルを磨きたい」と笑いを誘った。
(撮影:河崎文雄)