平成と同様、動乱の時代を描く’12年NHK大河ドラマ『平清盛』がいよいよスタートした。その清盛の幼少時代を演じるのは、兄弟漫才コンビ『まえだまえだ』の弟・前田旺志郎くん(11)だ。

ここ数年、大河ドラマで主要キャストの幼少時代を演じた子役は、その後大人気になることがお約束になっている。

加藤清志郎くんは、’09『天地人』で直江兼続の幼少時代・与六を演じた際、“泣き”の演技に注目が集まり、大河出演後にはCMの『こども店長』として大人気に。

濱田龍臣くんは、’10『龍馬伝』で坂本龍馬の幼少時代を演じ、福山雅治に似ていると話題になった。その後、ドラマ『怪物くん』でも主要キャストを務めるなど活躍している。

芦田愛菜ちゃんは、’11『江』でヒロインである江の姉・茶々(宮沢りえ)の幼少時代を演じ、別の役(江の娘)で同じ作品に再度出演するほど、大河でも注目された。そして今でも活躍を続けていることはご周知の通り。

今回、抜擢された前田旺志郎くんは、’11年には兄弟で是枝裕和監督の映画『奇跡』の主役を務めるなど、これまでも本業の漫才以外の分野で活動の場を広げてきた。「大河の子役がブレイクする」という法則は彼にも当てはまるのか、ドラマとともに注目したいところだ。

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