「デビューから5年間、休みの日は一日もなかったですね」と語るのは80年代トップアイドルの名を欲しいがままにしていた柏原芳恵(47)。アイドルとして多忙極まりなく活躍していた日々を振り返る。「青春時代は仕事一筋。朝起こされて仕事に連れて行かれ、帰って寝るだけの繰り返し。趣味なんてなかった」と伝説のアイドル歌謡番組『レッツゴーヤング』の司会を長年務めた太川陽介(53)も同じく当時を振り返る。

昨年11月に『レッツゴーヤングコンサート 2012 トーク&ライブ』の復活コンサートが開催され、司会の太川陽介、石川ひとみ(53)、そしてゲストの柏原芳恵と岩崎良美(51)がその模様と、過去のマル秘トークなどを交えて繰り広げる特別番組が1月8日に収録された。

「『レッツゴーヤング』時代はステージ裏でもほとんど他の出演者達と会話をすることがなかった」と各々が話すように、当時のアイドル達は忙しさと緊張の為か、楽屋でも気軽に会話を交わす余裕はほとんどなかったという。そんな状況が想像できない程、まるで同窓会の様にリラックスした面持ちで過去のVTRを観ながら談笑する4名。「あの頃は周りが皆歳上ばかりで緊張しっぱなしでした」と語る柏原も、今は岩崎のことを「よしりん」と呼ぶ程の仲良しっぷり。「昔はとても楽しむ余裕なんてなかった。でも今なら懐かしい仲間達と楽しんでコンサートできるんじゃないかな。出来れば全国各地でやりたいね」と司会の太川は次回のコンサートに意欲的。それだけ11月のコンサートが大成功だったことを感じられるトーク内容だった。

元祖アイドル時代を駆け抜けてきた4名が懐かしの映像と共に11月の復活コンサートを振り返るトーク番組。この模様はBSスカパーで1月12日(午後10時~11時10分)に放送される。

(撮影/高田崇平)

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