「以前よりも自分のことを考える時間が持てるようになって、ずっとやりたかった舞台に挑戦したいと思っていたんです。いざ実現することになって、ついにきたか! という心境ですね(笑)」
そう話すのは、上演中の舞台『ようこそ、ミナト先生』(【東京公演】新国立劇場中劇場にて6月19日まで上演中。【大阪公演】梅田芸術劇場メインホールにて6月29日から7月3日まで)で、12年ぶりに舞台に挑戦している相葉雅紀(39)。
演出を手がける宮田慶子さんは、相葉が12年前の舞台でもタッグを組み、「僕のお芝居のすべてを作ってくれた方」と慕う恩師でもある。
「前作のときはかなりしごかれましたね(笑)。集中できていないときは、あと稽古が3時間あったとしても『今日は終わり!』と突き放されたことも。『舞台とともに心中する覚悟』とおっしゃっていました。僕も、同じかそれ以上の気持ちで応えないとっていつも思っています」(相葉・以下同)
稽古中はとにかく役に入り込むタイプだというが、“オンオフの切り替え方”を教えてくれた。
「仕事前は神社に行ったり、本番直前は自分の気持ちがすっと落ち着く嵐の曲を聴いたりしています。仕事後は、家に帰ってちょっと一杯飲むと気持ちの切り替えができますね。また、好きなサウナでひたすら汗をかいて、水風呂に入ってを繰り返すことも。悩み事があるときは、いったん考えるのをやめて頭をスッキリさせてから考え直す。すると、新しい道が見えてくるんです」
最後に、これから夏に向けてプライベートでやりたいことを聞いてみた。
「久しぶりにウェイクボードをやりたいかなあ。今年の冬、久しぶりにスノーボードに行ったらとても楽しかったんですよ。仕事もそうですけど、プライベートでもいろいろとやりたかったことに挑戦できてるんですよね! あと、バーベキューをやりたいし、国内旅行だったら福井に行きたいですね。水ようかんとか、冬ならカニとか、福井の食べ物が大好きなんですよ」
今夏は、公私ともに充実したものになりそうだ。