古くはクレオパトラが化粧品として使っていたとも言われているはちみつ。その優れた効能に注目し「はちみつ美容研究家」として活動しているのが“はちみつ姉妹”こと東出佳子さん・直子さんだ。
はちみつ美容とは、はちみつの持つ豊富な栄養素などを取り入れる美容法。やり方は超簡単で、洗顔料、美容クリーム、パックなどにはちみつをプラスするだけ。これを続けることで、中学時代からニキビに悩まされていた佳子さんのお肌は周囲に褒められるように。妹の直子さんはアトピー性皮膚炎だったが、1年後には肌荒れ知らずの美肌になっていたという!今回、そんな2人が実践するはちみつ美容法を紹介してもらった。
《はちみつパック》
はちみつに含まれているビタミンB群は、加齢やストレスで崩れがちな皮脂バランスのケアに最適。ターンオーバーを促進し、アンチエイジング効果も期待できるという。
化粧水とシートパックは市販のものでOK。平たいスプーンやヘラなどを使い、大さじ2杯分のはちみつを顔全体にのばし、化粧水を含ませたシートパックを顔にのせ10〜15分。コラーゲン生成に欠かせないアミノ酸やビタミンCも一気に浸透させてくれる。
《はちみつクリーム》
保湿力に優れたはちみつは、クリームと一緒に使うことでさらに強力に。お肌の表面にバリアを張ることで、潤いを保ってくれる。混ぜて使いので、意外とベタベタしない!
クリームは、メーカー指定の量を使用。あずき大のはちみつと一緒に手の体温で温めて混ぜ、皮膚を引っ張らず、手のひらで包み込むように。リフトアップしながら顔全体になじませる。
《はちみつ洗顔》
腐らないといわれるはちみつには、天然の殺菌力と抗菌力が備わっている。そのため洗顔にも最適で、ニキビやふきでものを泡と一緒に取り去ってくれる。
泡立て用ネットに1円玉大のはちみつをたらし、石けんといっしょに泡立てる。石けんの量は、はちみつの2倍が目安。泡を顔に軽く置いて5秒。その後、手のひらで全体に広げ、最後にぬるま湯で流していく。
ちなみに、使用するはちみつは「非加熱」や「生」のものを選ぶこと。市販のものは人工的な処理が施されていたり混ぜ物が入っているものも多いので、使う際はまずパッチテストで試しましょう。品質基準が厳しいヨーロッパ、自然豊かなオセアニア、人の手があまり加えられていない中東のものがおススメ!