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「疲れるから」とヒールを脱ぎ捨て、はや5年の本誌記者。50の声が聞こえてからはむくむくと太り始めるも、運動は大キライときている。そんな折、「ヒールで歩けばヤセる」と断言するウォーキングスタイリスト・村神一誠さんの噂を聞きつけ、履き古しのぺたんこ靴でドタドタと会いに行ってきた。

 

教室で出迎えてくれた村神さんは、スラリとしたスポーツマン系イケメン、なのに足元にはハイヒール。……違和感がすごい!

 

「最小限の動きで最大の運動効果が得られる運動を追求し、行きついたのがヒール・ウォーキングです。ヒール靴を履いて正しい歩き方をすると、脚をピンと伸ばすことができ、平らな靴を履いているときより体全体の筋肉を効果的に動かすことになります。正しい姿勢を保てば、体幹トレーニングと同等の運動効果があるんです」(村神さん・以下同)

 

ハイヒールで立ったまま淡々と語る村神さんは、実は本誌と縁の深いウォーキングドクター・デューク更家氏の愛弟子。デューク氏公認のスタイリストとなったのち、ヒール靴での正しい歩き方にたどりつき、現在はミス・ユニバースなどの公式トレーナーも務めているという。

 

若いときは頑張って履いていたハイヒールも、年をとると疎遠になりがち。俗に“ヒールを降りた”状態だが……。

 

「ハイヒールは実に効率的なエクササイズ道具で、年配の女性にこそおススメしたいです。人の体は、運動をしないと1年につき1%の筋肉が落ちるといわれています。下半身では、特に内ももにある内転筋から落ちやすいのですが、これは体を支え、まっすぐに歩くために必要な筋肉。内転筋が衰えると、一気に“おばさん体形”に近づいてしまいます」

 

運動するのは面倒くさいしお金はかけたくない、という人にこそ、ヒール・ウォーキングは最適。なんといっても、いつもの道を、ヒール靴を履いて歩くだけだ。

 

「僕も、以前は“いかにもスポーツ選手”といった太い脚だったのですが、ヒール・ウォーキングのレッスンを始めてから女性らしい細い脚になりました(笑)。ヒールは疲れるという方も多いですが、正しい靴で正しく歩けば、そんなことはありません」

 

歩くだけで体幹が鍛えられるほかにも、“ヒール復帰”には、うれしい副次効果も。行動範囲が変わり、内面からも若々しくなるのだ。

 

「若いころを思い出してください。デートのときにはヒールを履いて、人からも褒められたでしょう。ヒール靴を履くとスタイルがよく見えますから、自分の心もウキウキしてポジティブになり、もっと出かけたいと思うようになるはずです」

 

外出機会の増加は脳の活性化にもつながり、心身ともに若々しくいられるのだ。明日からは、夕飯の買い物だって、ハイヒールを履いて優雅に出かけよう!

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