■生姜入り豆乳寒天の作り方
【作り方】
〈1〉生姜をよく洗い、皮つきのまますりおろす。豆乳、おろし生姜、粉寒天を耐熱容器に入れる。
〈2〉電子レンジで加熱(600Wで1~2分)して、80度以上になったら取り出して混ぜ合わせる。※寒天を固まらせるために、一度しっかり溶かしておくこと。
〈3〉混ぜ合わせたものを器に移し、粗熱がとれたら冷蔵庫に入れて冷やし固める。
食べるときは、適当な大きさに切るだけ。きな粉に黒みつやはちみつをかけると甘いデザートになるし、トマトなどと一緒にカプレーゼ風にして食べると、ちょっとした一品になる。
■「生姜入り豆乳寒天」アレンジレシピ
【黒みつきな粉がけ】
黒みつときな粉をかけるとさっぱりした和菓子風のデザートに。ほかにも、シナモンやはちみつ、メープルシロップなどをかけて食べてもいい。
【カプレーゼ風】
生姜入り豆乳寒天を食べやすい厚さに切り、トマトと大葉やバジルとともに並べるとカプレーゼ風になる。塩、黒こしょう、オリーブオイルをかける。バルサミコ酢をかけてもおいしい。
ほかにも、薄く切ってわさび醬油をつけて食べたり、一口大に切ってサラダに混ぜてもおいしく食べられる。
豆乳独特の苦味が生姜によって消され、これからの季節にはピッタリの、スッキリとした味になっている。寒天が入っているから、どれだけ食べてもいいし、食べすぎを防ぐことができるのもうれしい。
生姜入り豆乳寒天のダイエット効果を最大限に生かす食べ方は、食事の前、あるいは食事の最初に食べることなのだそう。
「最初に食べることで、すぐに満腹感を得られるため、食べすぎになりません。生姜入り豆乳寒天を食べた後に有酸素運動をする習慣をつけると、さらにダイエット効果が期待できますよ」
この夏、ぜひ常備食に!
【PROFILE】
平柳要
医学博士。東京大学大学院医学研究科修了後、日本大学医学部准教授など。著書に『長生きショウガ新健康法大全』(文響社)などがある