冬の日本の食卓を、陰で支える地味な野菜、ねぎ。「しょせんは薬味、脇役よね」とあなどるなかれ!その栄養&抗菌パワーはハンパないのである。美味しく食べるコツは?

 

白ねぎ、青ねぎともに、つやとハリがあるものがおいしい。さらに白ねぎなら身がしまっていて重みのあるもの、青ねぎであれば濃い緑色のものがよい。

 

保存は、切っていないものなら新聞紙にくるんで外(ベランダでもOK)に置けば約1カ月持つ。もともと縦に伸びる野菜なので、保存のさいも寝かせずに立てたほうが鮮度を保てる。切ったねぎは、新聞紙にくるんで野菜室へ入れれば約1週間保存可能。

 

ところで、ねぎは切り方で味が変わるのをご存知だろうか。まず、作り方を。

 

《白髪ねぎの作り方》

使わない部分を切り落とし、約5cmに切る。繊維にそって縦に切り、中央にある芯を取り除く。開いて斜めに切る。水(または氷水)にさらし、クルッとなったら水けを切って完成。

 

《みじん切りのかんたんな作り方》

必要な長さ分、繊維に沿って縦に切り込みを入れる。根に近いほうから切る。

 

みじん切りや白髪ねぎをつくるときは、最初に繊維に沿って包丁を入れることで辛味を抑えられる。鍋や汁物に使うときは斜め切りがおすすめ。味が染みこみやすく、やわらかくクタクタのねぎの甘味が楽しめる。ぶつ切りしたねぎは、焼き鳥など、歯ごたえを楽しむ料理に向いている。

 

栄養もパワーも満点のねぎを、いろんな味で楽しみたい!

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