夏休みも残りわずかとなってきた今日この頃。普段は家にいない子供たちのための、ごはん&おやつ作りに追われる日々も1か月を超えて、そろそろネタも気力も尽きてきた……。そんな時にぴったりな“手抜きメシ”の秘訣を、『闘う! 母ごはん』の著者、中田ぷうさんが伝授してくれました!

 

「夏休みは、子どものバケーションであって、親にとっては死闘の毎日です。給食はない、子どもは家にいることでおさんどんは稼働率200%超え! しかも子どもって朝ごはんを食べながら、『今日の昼ごはん、何~?』と聞いてきませんか(笑)?」

 

料理本などの編集・ライターとして働く中田さんは、二児の母。夏休み期間も仕事は通常営業なので、忙しさは普段の倍増しだと言います。

 

「料理本の仕事が多いのですが、私自身はみじん切りもせん切りも大の苦手で。だから手の込んだものは作れないし、そもそも夏休みともなると灼熱地獄の台所で細かい作業をする気力もありません! でも、子どもたちは食べさせてなんぼ。何とかうまく手を抜きつつもおいしいものが作れないかと、10年以上試行錯誤を繰り返してきました」

 

そんな末に定番になった、いい具合の“手抜きメシ”。今回は、書籍には掲載されなかった中田さんイチオシのレシピを特別にご紹介します。手間も時間もできるだけ少なく、ボリュームと愛情とはたっぷり多めの母ごはんで、夏を乗り切りましょう!

 

■すでにこの夏数えきれないほど作った、強欲盛りそうめん

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多めのごま油で炒めたなす・ピーマン(味つけなし)、切ったトマト、大人はみょうがものせて、めんつゆをぶっかけるだけのそうめん。

 

■3秒でできる、めんつゆとごま油の冷奴

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よく冷やした豆腐に、めんつゆとごま油を1:1でかけるだけ。トマトを足してもおいしい。

 

■中毒者続出!ギガピーマン

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ピーマンを炒め、しょうゆをまわしかけ、おかかでまぶすだけ。ごはんや冷ややっこにのせて。酒のつまみとしても最高。私はセレブが開催するホームパーティに、よくこれを持っていきますが、ほかの“おしゃれ前菜”を差しおいて、瞬時になくなります(大笑)。

 

■色づけはかき氷シロップ、夏空ゼリー

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「キリンレモン」500ml+かき氷シロップ(ブルーハワイ)大さじ3で作る簡単ゼリー。中にナタデココやみかん(缶詰)入れても。おいしく、簡単で、かわいくて。子どもたちに大ウケです。

 

もっとラクうま母ごはんが知りたくなったら
『闘う! 母ごはん~春夏秋冬、子どもがいる日の家めし日記』

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中田ぷう(著)

 

価格:1,404円(税込)
単行本/ソフトカバー/128ページ
出版社:光文社
発売日: 2016/7/15

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