お酒を飲んだあとのシメはラーメンでしょ、と言ってるあなた、もう古いんです。札幌では飲んだあとにパフェを食べる「シメパフェ」が大人気!
「ここ数年、札幌には夜飲んだあとなどにパフェを食べる習慣がじわじわと浸透していました。それを食文化として定着させるために、’15年9月、『札幌シメパフェ』の公式サイトをオープン。同時に札幌で200万人動員するグルメフェスタでシメパフェPRブースを出店したら、またたくまに注目され、メディアにも取り上げていただき、いっきに人気が広がりました」
そう語るのは、札幌パフェ推進委員会の磯崎知恵美さん。今では、シメパフェのできる店は札幌すすきのだけで30店舗以上。その激戦区のなかでも人気の店舗を訪れてみると、食材選びやビジュアルなど、それぞれにこだわりにこだわり抜いた逸品がそろっていた!
’01年のオープン当時からメニューにパフェを導入し、“夜パフェを始めたお店”ともいえる存在のカフェ「Dining&Sweets sinner」のおすすめは、3月までの期間限定メニュー「ピスタチオとラズベリーのパフェ」(950円)。濃厚なピスタチオのアイスとラズベリーのムースが相性抜群!
ジュレ、フルーツ、ジェラート、トッピング、リキュールを自由に選べ、自分の思いどおりにパフェが作れるのが「スイーツバー Melty」。好きな組み合わせを選べるオーダーメードパフェは、見た目はかわいいが、味はお酒と合うようさっぱり仕上げに。
昨年3月にオープンした和テイストの新感覚パフェのお店「パフェ、珈琲、酒 佐藤」の素材の組み合わせやビジュアルにこだわりを持った「豆と梅とほうじ茶のパフェ」(1,130円)は、甘味と酸味と苦味のバランスが絶妙。
「Parfaiteria PAL」ではジャズが流れるなか大人たちが本格的なパフェを楽しむ様子を目撃。おすすめは、円山公園の桜が咲くまで(!)の期間限定メニューの「桜とよもぎのパフェ」(1,250円)。すべて手作りという手の込んだジェラートや焼き菓子と組み合わせている。
パフェの概念を覆される驚きの連続!さすがグルメの街・札幌です。