「セブンーイレブンの『高菜混ぜ飯と明太子』のおにぎりは、専門店でも出せないような味。高菜のシャキシャキ感を残しつつ、明太子とのハーモニーが絶妙です。そしてファミリーマートのおむすびは、全体的に具材の味がしっかりしている。『炙り焼 ベーコンチーズおむすび』は、ドリアのような味で、女性好みだと思いますよ」
そう語るのは、19年間コンビニグルメを食べ尽くしている、コンビニ研究家・田矢信二さん。そこで田矢さんに、おにぎりやホットスナックなどの商品を、コンビニ別にランキング付けしてもらった。
■おにぎり
【セブンーイレブン】
1位「直巻おむすび 高菜混ぜ飯と明太子」
2位「大きなおむすび 和風ツナマヨネーズ」
3位「手巻おにぎり トロっとたまごのベーコンエッグ」
【ファミリーマート】
1位「具、たっぷり! チキン南蛮」
2位「炙り焼 ベーコンチーズおむすび」
3位「はらこめし(鮭いくら)」
【ローソン】
1位「新潟コシヒカリおにぎり 焼きさけハラミ」
2位「新潟コシヒカリおにぎり 炙り辛子明太子」
3位「チーズとトマトのパエリア風おにぎり」
【ミニストップ】
1位「手巻牛ステーキ」
2位「味むすび カリカリ梅ごはん」
3位「こく旨 鶏醤油マヨネーズ」
■ホットスナック
「ホットスナック」とは、レジ横に並ぶ、から揚げやフライなどのおかずのこと。小腹がすいたときの一品や、おつまみとしてだけではなく、主食として食卓に並べられるものも。
【セブンーイレブン】
1位「ビーフコロッケ」
2位「うま辛チキン」
3位「サクッとメンチ」
【ファミリーマート】
1位「ファミチキ」
2位「炭火焼とりふりそでタレ」
3位「チーズナゲット」
【ローソン】
1位「鶏から 柚子こしょう 4個」
2位「Lチキ 旨塩チキン」
3位「でか焼鳥 もも塩」
【ミニストップ】
1位「クランキーチキン辛旨味」
2位「エックスフライドポテト」
3位「チキン&チップス」
「セブンーイレブンの『ビーフコロッケ』は、うま味と値ごろ感がずば抜けています。ミニストップのホットスナックは、ハンバーガー店のような“ファストフード”を意識しているところに、他社との差が表れています」(田矢さん・以下同)
■その他
「その他」に挙げてもらったのは、それぞれの新しいプライベートブランド食品。
【セブンーイレブン】
1位「セブンカフェ ホットコーヒーR」
2位「シャキシャキレタスサンド」
3位「濃厚ホワイトソースのエビグラタン」
【ファミリーマート】
1位「バターコーヒー」
2位「全粒粉ボンレスハムとゴーダチーズ」
3位「カンロ バターコーヒーキャンディ」
【ローソン】
1位「素焼きくるみ」
2位「NL 豆乳スムージー フルーツミックス200g」
3位「ゼロ ノンシュガービスケット」
【ミニストップ】
1位「練乳いちごパフェ」
2位「たっぷり タルタルチキン南蛮」
3位「松屋監修 とんてき弁当」
「セブンーイレブンでは、’13年から展開している『入れたてコーヒー』をリニューアル。さらに濃く、おいしくなりました。セブン-イレブンの強みは、常にニーズを読み、業界の最前線にいること。『シャキシャキレタスサンド』も、野菜たっぷりのサンドイッチの先駆けとなったんです。そして、なんといってもセブンーイレブンはグラタンがおいしいんですよ!」
いまや食品コーナーの半分以上を占めるプライベートブランド商品。あなた好みの味もきっとあるはずなので、食べ比べてみよう。