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2月25日に女性自身から刊行されたムック「女性自身 介護スペシャル『老親と10年後のあなたの要介護度をゼロにするぴんぴん習慣100』」(光文社)。瀬戸内寂聴さんのお言葉集、美輪明宏さん、柴田理恵さんのインタビューなどの企画が目白押し。さらに、温泉、バスツアー、長寿のインテリアなど、使える実用企画も充実しています。

 

また、6章に渡って展開される納得の健康習慣も読みごたえ十分のボリュームです。その健康習慣の中から厳選した“マル秘ワザ”を2択クイズ形式で紹介。

 

若いつもりでいても、加齢とともに老いの原因となる物質が体内に蓄積し、老化のスピードが速まってしまいます。それを予防するには、体にいい食材選びや調理法を知ることも大切!

 

【Q1】長寿ホルモンを増やすトマトの食べ方はどっち?

生で食べる or 冷凍する

 

正解は、冷凍する。トマトに含まれるオスモチンには、生活習慣病を予防・改善する効果があるが、強固な細胞壁で守られているため、生では栄養を取り逃す可能性が。冷凍すると水分膨張で細胞壁が壊れるため栄養吸収もアップ。さらにグルタミン酸が出やすくなるので甘みやうま味を感じられる。

 

【Q2】疲労回復力アップする山芋の調理法は?

すりおろし or 千切り

 

正解は、すりおろし。山芋には疲労回復や免疫力アップの働きをするジオスゲニンという消化酵素が含まれている。ジオスゲニンの栄養素は、切るよりもすりおろしたほうが損なわれない。レモンやすだちなどビタミンCが豊富な食材と一緒に食べるとさらに効果が上がる。

 

【Q3】肩こりをやわらげるためのかぼちゃの調理法は?

油炒め or 煮物

 

正解は、油炒め。かぼちゃにはβカロテン、ビタミンB、C、Eが多く含まれており、免疫力アップ、疲労回復、肩こり、冷え症を改善するなどの働きがあるが、栄養素を効果的に摂取するには、油を使って焼く・炒めるなどの調理をすることでビタミンEの吸収率が生食の6倍になる。

 

【Q4】ほうれん草の栄養を効果的に引き出すのはどっち?

ゆでる or 油炒め

 

正解は、油炒め。ほうれん草はゆでるとビタミンCの残存率が1分で74%、3分で48%になり、ゆでるほど栄養の損に。ほうれん草のフィトケミカルは、加熱に強く、油炒めや油を使ったあえ物などで食べると吸収率がアップする。

 

食習慣を改善し、体の内側から元気になる食べ方を心がけよう!

 

「女性自身」2020年3月10日号 掲載

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