“推し”を見つけてワクワクを取り戻す!50代からの“育脳術”7
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■育脳メソッド(1)「360度発見散歩」する

 

【1】“360度発見散歩”する

「家の近所でも、歩く道はいつも決まっていませんか? スマホを使わずに、今日はこっちの方角、次はあっちの方角と、ルートを変えて散歩しましょう。きっといままで目に入らなかったものが見えてくるはず。地域への愛情も湧いてきます」

 

【2】植物を育てる

土に触れ、季節を感じることで五感が刺激される。植物が日々成長する姿を目にすることも、感情脳を鍛えることに一役買ってくれるそうだ。

 

【3】“推し”を見つけてドキドキ

「歌手、俳優、スポーツ選手など、『大好き』な対象がいるだけで、私たちの脳はとてもワクワクします。ドラマや映画を見て号泣したときに、『なぜ涙が止まらなかったのか』を考え、言語化してみると、とてもよいトレーニングになりますよ」

 

■昔は苦手だったことにあえて挑戦するのも◎

 

【4】料理にひと工夫する

「生活評論家の吉沢久子さんは、90歳を超えても脳がイキイキしていました。吉沢さんが実践されていたのは、毎日作るお味噌汁の具や味噌を替えるなど、料理に変化をつけることだったそうです。マンネリ化を防ぎつつ、味覚のトレーニングになる点でも、認知症予防の習慣といえるでしょう」

 

【5】昔やっていた習い事を再開する

「ピアノや習字など、小さいころの体験を、大人になったいま改めて行うことで感情脳は育ちます。ほかに、子どものころ苦手だったことにトライしてみるのも、意外な発見の機会を与えてくれます」

 

【6】ありがとうを伝えたい人を3人思い浮かべる

「感謝、礼節、思いやりなどの感情は、健康な脳に欠かせないもの。周囲の人への感謝を日々発見することで感情脳は刺激を受けます。1日に3人『ありがとう』を伝えたい人を思い浮かべましょう」

 

【7】毎晩同じ時間に就寝する

「50代には毎日7時間は睡眠時間を確保してほしいです。体が疲れ果てて寝てしまうのは、脳には好ましくありません。『私は夜23時に寝て、6時に起きたい』と、ある程度時間を決めた習慣が感情脳を育てます」

 

トレーニングを通じて、自分を上手に楽しませることが、脳の成長につながっていくという。人生100年時代の後半もイキイキと過ごすために、あなたの感情脳を鍛えていこう!

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