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A型は几帳面、O型はおおらか……など、性格の特徴や相性占いの指針として用いられる血液型。その4つの分類は、対人関係だけでなく、食べものとの相性の良しあしも読み解くヒントになるというーー。

 

「アメリカでは血液型による体質の分別法が広く研究されており、血液型ごとに“太る元凶になる食材”が、次々と明らかになっています」

 

そう話すのは「中島カイロプラクティックセンター」の中島旻保院長。A、B、O、AB型に分類され、性格占いや相性判断などで身近な血液型だが、太り方にも関連しているとはどういうことだろうか?

 

米国の研究をベースに、「血液型ダイエット」を日本人向けに改良し、20~60代の女性を“太りにくい体質”に改善してきた実績がある中島院長が解説する。

 

「ABO式の血液型分類では、赤血球の表面の血液型物質(抗原)によってA型、B型、O型、AB型に分けられます。抗原が異なる血液を混ぜ合わせると、赤血球同士が固まる“凝集反応”を起こすように、4つの血液型はそれぞれ性質が異なります。食材の栄養素との相性も、血液型ごとにそれぞれ違っているのです」

 

食材と血液の相性を決めるのが、食べものに含まれているタンパク質「レクチン」だという。

 

「ほとんどの食材に含まれ、いくつかの種類があるレクチンは、血液と混ざると赤血球同士を結びつける働き(血液凝集作用)がありますが、この働きは血液型によって起こる場合と起こらない場合があることがわかっています。血液型と相性がよくないレクチンを多く摂取すると、赤血球同士がくっつき、血液がドロドロになります。全身の血流が滞ることで、脂肪の蓄積や代謝の悪化を招き、肥満の原因となってしまうのです」(中島院長・以下同)

 

日ごろ好んで食べている食材は大丈夫だろうか。4つの血液型と相性の悪い=太りやすい食材をピックアップしたのが次とおり。

 

【A型】

農耕民族の性質をもち、野菜や果物と相性がいい。繊細な消化器官をもち、肉や乳製品など動物性食品を脂肪として蓄えてしまいがち。タンパク質は、納豆や豆腐、ナッツ類など良質な植物性タンパク質で取るのがおすすめ。

〈注意したい主な食材〉:豚肉/牛肉/なす/バナナ/牛乳/バター/卵/ビール

 

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