ヤクルト1000が買えなくても…腸に効く「発酵ごぼう」のすすめ
画像を見る

 

■毎日飲むので低糖質がいい

 

細野さんも、体調不良や過食症に苦しんでいたが、“乳酸菌の食”で腸内環境を整えて、健康と気持ちの安定を取り戻した経験者だ。

 

「乳酸菌は、自然のあらゆるところに存在していて、ごぼうをはじめ野菜の皮についています。発酵させたごぼうには、特に乳酸菌と食物繊維が豊富。摂取することで乳酸菌が生きたまま腸へと届き、さらに食物繊維が乳酸菌を含む善玉菌のエサとなってくれるのです」(細野さん)

 

前出の相馬先生も、発酵ごぼうの効果に太鼓判を押す!

 

「発酵ごぼうに含まれる『水溶性食物繊維』を取ることで、腸内で菌は活性化します。腸活において『乳酸菌』と『食物繊維』はどちらも大切。発酵ごぼうは同時に摂取できるのでよいですね。また腸活は継続が必要です。発酵ごぼうは毎日食べても糖質が過剰にならず、安心して摂取できる点もいいですね」

 

作り方は簡単。ごぼうを塩水に浸すだけ(後述)。

 

「夏なら3日、冬は5日発酵させるだけでできあがりです。生で食べられますし、火も通りやすく、調理も早いです」(細野さん)

 

酸味と歯ごたえがある発酵ごぼうを、さらにおいしく食べるレシピも教えてもらった。 「発酵ごぼうの汁も“整腸薬”として食事の前後に飲みましょう。おちょこ1杯分ずつ飲むことで、腸内環境をきれいにしてくれます」(細野さん)

 

ヤクルト1000が手に入らなくても、発酵ごぼうで乳酸菌を増やして元気に過ごそう!

 

次ページ >「発酵ごぼう」の作り方

【関連画像】

関連カテゴリー:
関連タグ: