クラシック音楽が頭痛に効果的!生活習慣で頭痛を回避する方法
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■クラシック音楽も実は頭痛に効果的!

 

特定のクラシックを聴くと、脳内で「βエンドルフィン」や「セロトニン」「アセチルコリン」などのホルモンが活性化。「アドレナリン」が出て自律神経が安定。特にβエンドルフィンはモルヒネの約6倍もの鎮静作用があり、楽になる。

 

【片頭痛 → 交感神経】“アドレナリン”に働きかける音楽

チャイコフスキー:組曲『くるみ割り人形』花のワルツ
ショパン:ワルツ第2番変イ長調
ヨハン・シュトラウス2世:美しく青きドナウ

 

【緊張型頭痛 → 副交感神経】“アセチルコリン”に働きかける音楽

マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調第4楽章
サン=サーンス:組曲『動物の謝肉祭』白鳥
マスネ:タイスの瞑想曲
ショパン:舟歌嬰へ長調
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
モーツァルト:ディヴェルティメント第15番変ロ長調第1楽章

 

■「頭痛予防体操&ほぐし」を日常的に取り入れる

 

【片頭痛を予防! 1日2分の「頭痛予防体操」】

頭と首を支えるインナーマッスルの運動。「頸椎」を軸に腰を固定し左右の腕を交互に振り、肩を回転。頭は動かさないようにし、腕の力を抜く。

 

【緊張型頭痛をやわらげる「3分ほぐし」】

緊張型頭痛を引き起こす3つの筋肉、〈胸鎖乳突筋 → 首こり筋〉、〈頸部筋(肩甲挙筋)→ 肩すぼめ筋〉、〈僧帽筋 → 肩こり筋〉を、少し痛いくらいの力で2~3分押す。

 

これらを生活習慣に取り入れて頭痛を改善&予防しよう。

 

【PROFILE】

丹羽潔

医学博士、日本頭痛学会認定専門医。『日本初の頭痛専門クリニックが教える 最新頭痛の治し方大全』(扶桑社)など著書多数

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