【小林弘幸先生解説】老化をリセットする8つの習慣「朝はゆっくりと歯磨きを」
画像を見る

 

【1】30分早く起きる

 

1日のコンディションを左右する朝のギアチェンジは、ゆとりをもってスムーズに行うのがベスト。時間がないからとつい焦ってバタバタ起き出すと、たちまち自律神経が乱れる。30分早く目覚めることでゆとりが生まれ、好調な1日をスタートできる。

 

【2】朝、目覚めたら、1日の流れをイメージする

 

交感神経の働きが過剰に跳ね上がる想定外のできごとを減らすため、目が覚めたときに1日の予定を確認しながら、1分間だけ当日の流れを軽くイメージしよう。静かに車のアクセルを踏むように交感神経がゆっくり高まっていくことで、忘れ物などのミスも防げる。

 

【3】忙しい朝でも、せめて歯磨きはゆっくりと

 

自律神経にとって朝はゆっくり過ごすのが基本でも、どうしても慌ただしくなるもの。朝食、家事、身支度などがバタバタするのは仕方ないとしても、せめて歯磨きだけはゆっくりと。ふだんの6割程度のスピードで磨けば、ざわざわした心を落ち着かせる効果が。

 

【4】出かける前に鏡を見てニッコリ

 

笑顔は、たちまちのうちに自律神経のバランスが整い、心身の健康につながるアクション。つくり笑いでさえ、口角を上げることで筋肉の緊張がほぐれ、血流がよくなり、頭がスッキリする。天気が悪いとき、調子が優れないときは、とくに鏡の前で笑顔をつくってみよう。

 

【5】エスカレーターではなく階段を使う

 

階段の上り下りは、血流改善に効果的なだけでなく、自律神経の“大好物”であるテンポある運動ができる絶好のチャンス。平地よりも3倍の負荷がかけられる階段は無料のトレーニングジムだと思い、エスカレーターやエレベーターを使わない習慣を心がけたい。

 

【6】帰宅後はすぐソファに座らず、小さな片づけを

 

出先から戻って「疲れた~」とソファに直行すると、一瞬でリラックスモードに切り替わり、再び動き出すのに一苦労する。自律神経のリズムを守るためには、どこか1カ所を片付けて、気持ちをスッキリさせてから、リラックスモードに入る習慣を心がけよう。

 

【7】浴室の電気を消して、ぬるめのお湯に入る

 

脳内にたまった不安や悩みを排出して、気持ちをリセットするのには入浴が最適。副交感神経の働きを高めるには、就寝の3時間前に38~40度のお湯に15分つかるのが理想。ときには浴室の電気を消してプチ瞑想を。深い呼吸を意識することでスムーズに眠りに入れる

 

【8】発酵食品と野菜350gを毎日!

 

自律神経を強力にサポートするのが腸内環境を整える発酵食品(ヨーグルトやチーズ、納豆など)と腸内細菌のえさとなる食物繊維が豊富な野菜。食物繊維は1日20gを目標に取ろう。野菜(きのこや海藻も含めて)ならば1食分で120g(=生なら両手で1杯分、ゆでたものなら片手で1杯分)をとれば1日350gになり、食物繊維の摂取量もクリアできる。ゆでたりすりおろしたり、みそ汁やスープに加えたり調理を工夫して摂取しよう!

【関連画像】

関連カテゴリー:
関連タグ: