■焼くと水分が飛び、甘みが増して濃厚になり、コク、香りにトリコになったほど!
また、みかんは、ほかにもギャバ、ビタミンC、ヘスペリジン(ビタミンP)、ペクチン、クエン酸なども多く含むので、冬のスーパーフルーツといえる。しかし、焼けばそれ以上に健康効果の高いミラクルフルーツになるのだ。
「みかんを焼くと水分が飛び、甘味も増して濃厚になり、皮や筋までおいしく食べられます。また、β-クリプトキサンチンは皮や筋に多く含まれるので、丸ごと食べてほしいですね」
作り方は、よく洗ってオーブントースターやグリルで焼くだけ。トースターなら10分、グリルなら7分ほど焼くと焦げ目がつくので、そこを取り除いて皮も食べよう。
実際に焼きみかんを試した記者は、その濃厚なコク、甘さ、香りのトリコになったほど。
「焼きみかんは、1日に2~3個食べるのがおすすめ。少し大きめなら2個くらいでよいでしょう。食事で牛乳、チーズなどでカルシウムを摂取すれば、骨粗しょう症予防に最適です」
骨の健康を保って、100歳になっても歩けるように、さっそく今日から、焼きみかんを試してみよう!