滑舌の悪さは老化の合図――局アナ直伝『あいうえお滑舌トレーニング』で認知症予防!
画像を見る 毎日「あいうえお」の滑舌トレーニングをして、元気な老後を過ごしたい!(写真:PIXTA)

 

■まず声を出すときの基本、腹式呼吸を身につけよう

 

「のどに負担をかけずに、お腹から声を出すことで腹筋も鍛えられ、ダイエットにもつながります。血行もよくなり便秘や冷え性の改善にもつながりますよ」

 

【1】両足は肩幅の広さに開き、背筋を伸ばしてまっすぐに立つ。
【2】片手をお腹に軽く添えて、口から息を「ふ~」とゆっくり吐き出す。このときお腹が凹むのを意識して、もう吐けないくらいまで。
【3】口をとじて、鼻から息を静かにゆっくり吸う。お腹が膨らむのを意識しよう。このとき肩や腕があがらないように気をつけて。
【4】2の「吐く」→3の「吸う」を、1回5秒を目安に3回繰り返す。

 

■準備の腹式呼吸が終わったら、いよいよ「あいうえお滑舌トレーニング」

 

「まず心がけるのは、母音の『あ・い・う・え・お』の口をしっかりと正しく開けること。表情筋が動いて顔の筋トレにもなります」

 

【あ】指が2~3本入るくらいに縦に大きく開けます。舌は下げておいて。
【い】小指が1本口に縦に入る程度に、左右横に開きます。口角は耳の方に寄せるイメージで。
【う】唇をすぼめて、少し前に突き出して、小さな丸をつくります。
【え】唇を左右に引くように、指が1本入るように開きます。舌先はやや上向き。
【お】唇と頬に少し力を入れて頬がやや凹むように楯に開けます。

 

上記の口の開き方を覚えたら、いよいよ「あいうえお滑舌トレーニング」実践編!

 

「最初は、『あ・い・う・え・お』~『わ・い・う・え・を』まで五十音を1音ずつ、口の開け方を意識して、区切って声に出していきましょう。

 

続けて、『あいうえお、かきくけこ……(略)わいうえを』まで、五十音をなめらかに声に出していきましょう。これを1日1回、ぜひ続けてください」

 

1日3分。肩の力を抜いて笑顔で楽しみながら、オーラルフレイル対策で認知症予防をしよう!

出典元:

WEB女性自身

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