健康
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桂歌丸も入院…「マイコプラズマ肺炎」を見抜く危険信号とは?
2017/01/03 06:00落語家・桂歌丸師匠(80)の緊急入院が報じられたのは、12月15日のことだった。「30代のころから患っている肺気腫が悪化したのです。歌丸師匠は’10年2月に肺炎のために入院しています。今回は医師から『このままでは肺炎になる』と、入院を勧められたそうですね」(スポーツ紙記者)歌丸師匠は、2カ月前の10月末には横浜市内で勉強会に出席し、肺の病気の危険性について講演していた。「以前は、落語も息苦しかった -
「これまでの常識は間違い」尿もれを本当に治す“胸郭呼吸”
2016/12/12 17:00「ここ数年、『膣トレ』で生理不順やPMS(月経前症候群)が改善される、妊娠しやすくなる、尿もれが治る……などあらゆる女性の体の悩みが解消されるといわれてきましたが、それは真っ赤なウソ。骨盤底筋を鍛えてもホルモンバランスは整ったりしませんよ。間違った情報が出回っているんです。筋肉を鍛えても、女性ホルモンなど内分泌系にはまったく関係ないし、尿もれも止まりません」こう緊急提言するのは、『女医が教える本当 -
抗生物質は効果なし! 冬の風邪は“飛まつ感染”に注意
2016/12/09 06:00「風邪を医学的な正式名称では『上気道感染症』といいます。主に風邪のウイルスが体内に入り込み、増殖することで、喉の痛みや、寒気、熱、くしゃみなどの症状が現れます。原因となるウイルスは200種以上ともいわれ、残念ながら特効薬はありません。しかも抗生物質はウイルスには効かないので、結局のところ、寝て治すのがいちばんといえます」こう語るのは、池袋大谷クリニック院長・大谷義夫先生。空気が乾燥して寒さが厳しく -
冬の流行する「ノロウイルス」予防は3分以上の手洗いを!
2016/12/08 12:00「食中毒を引き起こす細菌のほとんどは食品の中で増殖しますが、ノロウイルスは人の十二指腸や小腸などの腸管でしか増殖しないという特徴があります。ノロウイルス患者の吐しゃ物や便が人の手などを介して、物や食品に触れ、人の口に入ってしまうことが発症の原因となっています。また、冬の寒さで体温が下がり、免疫機能も低下するため、ウイルスに感染しやすい状態になっていることも冬にノロウイルスが流行する理由の1つでしょ -
認知症リスク増にも…“神経老化”のサインを見逃さないで
2016/12/07 12:00「40〜50代の女性は、高齢の親の介護や、自身の更年期障害の症状など、疲れやすい。生活に疲弊して、何にも感動しない……そういった無感動な毎日が続くと、神経は老化していくいっぽう。認知症になってしまう可能性が上がります」そう話すのは、脳神経外科医の工藤千秋先生。工藤先生は、都内にある「くどうちあき脳神経外科クリニック」院長で、これまで39万人を診てきた名医として知られている。「これまで認知症の原因は -
生活習慣病予防にも! みかんで得られる健康効果5
2016/11/30 06:00「一般に『みかん』と呼ばれるのは日本生まれのウンシュウミカンのこと。西洋のオレンジやグレープフルーツとはまったくの別種なんです。分類学上はカンキツ属後生カンキツ亜属ミカン区に属し、学名は『Citrus unshiu Marc.』。もともと日本に自生していた柑橘類は橘のみだったといいます。中国との交易によって入ってきた柑橘類が、あるものはそのままの姿で、あるものは突然変異や自然交配によって進化しまし -
酸化予防の味方「豆乳オリーブオイル」で血管を若返らせる
2016/11/27 17:00「血管内皮細胞には重要な働きが2つあり、その1つが、血管を守るバリア機能です。健康な血管内皮細胞は、悪玉コレステロール(以下、LDL)などの“不要なもの”が血管の内膜に侵入するのを防いでいます。しかし生活習慣の乱れによる高血圧や高血糖などが続くと、この内皮細胞が機能障害を起こし、バリア機能が低下します。LDLが血管の内膜に侵入すると、前述のようにプラーク(コブ)ができ、血液の通り道が狭くなってしま -
カギは油、タンパク質……医師に教わる「血管を強くする食事法」
2016/11/26 12:00「冬は突然死のリスクが高まる季節です。突然死の多くは、心筋梗塞や脳梗塞などが原因で起こります。寒さによって血管が収縮し、血圧も急上昇しやすいこれからの季節は、こうした血管の事故が一年で最も起こりやすいので注意が必要です」そう警鐘を鳴らすのは、循環器と血液のスペシャリスト・池谷敏郎先生。特に現代人は、乱れた生活習慣によって血管の老化が加速しているという。突然死のリスクを回避するため、血管を強くする方 -
知らないとがんになる!自然治癒は0%の「HPV」新事実10
2016/11/18 06:00「日本人はHPV(ヒトパピローマウイルス)のことを知らなすぎる。『子宮頸がんウイルス』という間違った言葉が使われているくらいですから。HPVは子宮頸がんだけでなく、咽頭がんや食道がんなどの原因であることは、世界的には常識です。HPVはワクチンで防げるのにほとんどの人が受けていない。それに、男性器をよく洗うことだけでも、感染リスクはかなり減ります」そう語るのは、ウイメンズクリニック南麻布院長の清水敬 -
その湿疹は“腸”から!「リーキーガット症候群」の症状まとめ
2016/11/17 06:00手の湿疹が、もう何カ月も治らない。洗剤のせいかと思ったけど、手袋をしても変わらない。そういえば、最近疲れもたまっているみたい……。「その症状、知らず知らずのうちに腸の壁に炎症が起きる『リーキーガット症候群』かもしれません。リーキーガット症候群は、便秘や下痢だけでなく、頭痛や喘息、うつ病、認知症など一見、腸と関係なさそうな病気の一因となります。子供から大人まで誰もがなる可能性があり、近年、大人のアレ -
健康診断「C→B」でも“悪化”しているかもしれないパターン6
2016/11/16 17:00「健康診断の『B判定』を見て、“まだ大丈夫”と思っていませんか?一般的にB判定は、『経過観察』といわれています。しかし、『経過観察』といっても、単に“とりあえず放っといて様子を見ること”とはまったく違います」そう語るのは、20年にわたり20万人以上の人間ドックや健康診断を行ってきた、内科医の奥田昌子先生だ。「健康診断の『B判定』は、多くの項目が重なれば、脳梗塞や心筋梗塞など、重病の危険が高まります -
脳梗塞の危険も…健康診断の「B判定」をバカにできない理由
2016/11/16 12:00「健康診断の『B判定』は、多くの項目が重なれば、脳梗塞や心筋梗塞など、重病の危険が高まります。中には、『C判定』より危険な『B判定』もあります。『B判定』の陰で、ひそかに病いは進行しているのです」そう警鐘を鳴らすのは、20年にわたり20万人以上の人間ドックや健康診断を行ってきた、内科医の奥田昌子先生だ。「B判定を見て、“まだ大丈夫”と思っていませんか?一般的にB判定は、『経過観察』といわれています -
インフル予防に!抗ウイルス効果があるアロマオイル6選
2016/11/11 12:00「秋なんてあったかしら?」と思うくらい、唐突に肌寒くなったこのごろ−−こんな年こそインフルエンザには要注意なんだそう。身を守るためには、ワクチンの予防接種が効果的だが、ワクチンを接種しても100%感染を防げるわけではない。そこで今、抗ウイルス効果があるとして注目されているのが、植物から抽出された精油(エッセンシャル・オイル。一般にアロマオイルと呼ばれるもの)だ。植物から抽出された精油には、インフル -
うがいにインフルエンザ予防の効果なし!最新の予防知識8
2016/11/11 06:00「人にはインフルエンザウイルスを排除しようとする“免疫力”があります。ところが秋に天候不順が続いたことで、多くの人の“免疫力”が今、下がっている状態なのです。このままインフルエンザの季節を迎えたら、大流行さえ危惧されます」こう語るのは、免疫学を研究する順天堂大学大学院医学研究科の竹田和由准教授。「秋なんてあったかしら?」と思うくらい、唐突に肌寒くなったこのごろ−−こんな年こそインフルエンザには要注 -
若返り効果にがん予防にも…ごぼうの効用は野菜界最強!
2016/11/02 17:00「ごぼうの2大成分はサポニンとイヌリンです。サポニンとは、皮に含まれているアンチエイジングの特効薬で、ポリフェノールの一種。アクと思われているものこそが、サポニンの正体なのです。またイヌリンは水溶性の食物繊維。整腸作用があり、体内の余分な水分を吸収し、排出する作用があります」そう熱くごぼうの効用を語るのは、乳がん専門医でありながら若返り健康法でも有名な南雲吉則先生(61)。秋の食卓に欠かせない、名 -
不振のジョコビッチを「テニス世界王者」に変えた驚異の食事メニュー
2016/10/24 06:00鉄人アスリートはどのように作られるのか。医学博士・古川健司氏が、テニス界の最強王者ノバク・ジョコビッチを例に、食事と肉体の関係を解説する。※プロテニスの世界最強王者である、ノバク・ジョコビッチ。かつてジョコビッチは、有力なプレイヤーではありましたが、スタミナがなく故障離脱の多い、本人が認める通り「第二集団のなかでもがくだけの」存在でした。たびたび頭の重さを訴え、試合ではスタミナロスも露呈しています -
推定患者数240万人!「脊柱管狭窄症」危険のサイン5
2016/10/13 06:00「腰が痛くて歩くのがしんどい」「物を取るときかがむことができない」−−。日々、腰痛に悩む人は多い。そんな、日本人の現代病ともいえる腰痛を悪化させてしまうと、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症に。そして、脊柱管狭窄症が悪化すると、寝たきり生活になってしまうという。推定で240万人いるといわれている脊柱管狭窄症患者。1日170人以上治療し、述べ100万人を超える患者に施術を行う一方で、プロ野球の千葉ロッテマ -
錦織圭の元管理栄養士が語る「なぜ“糖質制限”は危険なのか」
2016/10/06 06:00「糖質制限ダイエットは、たしかに短期間で体重が落ち、一時的にはヤセます。目に見えて効果が出るので、ヤセた実感も満足度も高い。さらに面倒なカロリー計算が不要で、炭水化物を抜くだけとカンタンなのも飛びつきやすい理由です。でも実はさまざまな弊害があり、危険なんです」そう緊急提言をするのは、森永製菓のウイダートレーニングラボで管理栄養士を務める細野恵美さん。’05〜’10年、千葉ロッテマリーンズの栄養管理 -
「5本指靴下が健康に良い」はウソ!実はNGな健康常識7
2016/09/28 06:00「皆さんが“健康にいい”と信じて続けている習慣の中には、逆に健康を損ねるものもあります。それが原因で、頑固な肩こりや腰痛などの体の不調を招いている人が多いのも事実です」そう話すのは、理学療法士の舟波真一さん。独自に開発した「バイニーアプローチ」と呼ばれる施術で、長年の腰痛やひざ痛などに苦しむ多くの患者の症状を改善させてきた。共同でバイニーアプローチを開発した理学療法士の山岸茂則さんと出版した著書『 -
発見者が解説!「ブロッコリースプラウト」がうつを防ぐ理由
2016/09/28 06:00「特定の野菜に含まれる『スルフォラファン』がうつ病の予防や再発防止に効果があることをつきとめました。この成分は、ブロッコリーやカリフラワーなどのアブラナ科の野菜に多く含まれますが、最も多く含んでいるのが『ブロッコリースプラウト』なんです」そう語るのは、精神疾患の予防や治療法について長年研究を重ねている、千葉大学社会精神保健教育研究センターの橋本謙二教授。今年8月、マウスによる実験で、ブロッコリース -
体質改善、美容効果も…「秋バテには1日1個の梨が効く!」
2016/09/23 06:00「夏の疲れが出て“秋バテ”になっている人が多いですが、疲労回復には糖質が必要。しかし、お菓子などの加工食品で糖を取ると、体に負担をかけるうえ、太ります。そこで活躍するのが梨。“フルーツは糖質が多くて太る”というのは誤解で、甘さと糖質量、カロリーは関係ありません」そう語るのは、東京大学の教員を辞めたあと、フルーツ研究にまい進するエキスパートの中野瑞樹さん(40)。今回、秋バテを改善し、美ボディに導く -
猛暑過ぎても倦怠感、食欲不振が…「秋バテ」チェックリスト9
2016/09/14 06:00「暑さがやわらぎ、過ごしやすい秋になっても、倦怠感や不眠、食欲不振などの不調を起こし、“夏バテ”状態をずっと引きずっている……。それは、『秋バテ』なんです」そう指摘するのは、熊本市にある帯山中央病院の院長・渡邉賀子医学博士。彼女は、日本で初めての「冷え症外来」や「漢方女性抗加齢外来」を開設した経験を持つ。「15年ほど前、秋に入って涼しく過ごしやすくなったのに、不調を訴える女性が多いことに気づき、秋 -
乳がんの専門家“ピンクリボンアドバイザー”模擬クイズ10問
2016/09/09 06:00「奥さんが乳がんに罹患したということでご主人のほうも勉強をして、夫婦でピンクリボンアドバイザー試験を受験されるケースもあります。夫婦で同じ知識を持っていると、治療方針もスムーズに決まることが多いのです」こう話すのは、「ピンクリボンアドバイザー」認定試験を実施する認定NPO法人乳房健康研究会の高木富美子さん。乳がんは日本人女性の12人に1人が罹患する、といわれてきた。しかし、この8月に、国立がん研究 -
握力をあげれば認知症にならない!効果的な握力UP運動6
2016/09/07 06:00「13年にわたる追跡調査で“認知症になりやすい人”について分析した結果、うつ傾向がある人、脳卒中・糖尿病・心臓病の持病がある人など、8つの危険要因が判明したそうです。そのうちの1つが、“握力が弱い人”でした」(医療ジャーナリスト)今年7月、国立長寿医療研究センターが発表した、認知症の発症リスクに関するデータが話題を呼んでいる。握力が男性で26キロ未満、女性で18キロ未満の人は、そうでない人に比べる -
シャンパンは認知症予防に 海外研究から知る飲み物新常識8
2016/08/25 06:00いまだ続く厳しい猛暑。この季節、水分補給は不可欠だ。「しかし、飲み方、飲む量によっては、よくも悪くも健康に大きく影響を与えます」というのは、ハーバード大学の元研究員で、在ボストンの内科医・大西睦子さんだ。毎朝、果物の代わりにフルーツジュースを1杯……。そんな習慣に病気のリスクをあげる危険性も!しかしワイン、シャンパン、テキーラなどのお酒には意外な効果もあるという。食や健康の調査・研究を行っている大