一般的にきのこといえばシメジ、シイタケ、エノキ茸などを挙げる人も多いと思うが、その常識的な“きのこ観”をくつがえす「へんなきのこ」が数多く存在しているのをご存じだろうか。

 

そんな「へんなきのこ」ばかりを集めたビジュアルブック『珍菌 まかふしぎなきのこたち』(文・堀博美 絵・城戸みゆき/光文社刊)から、話のネタになりそうな5つのきのこを紹介したい。

 

1. パナップそっくり!「ヒドネルム・ペッキィ」

白いきのこにぷつぷつと血のような液体がしみ出ている姿は、一度見たら忘れられないほどのインパクト。苺ジャムが入ったバニラアイスのように見えるか、グロく見えるかはあなた次第。

 

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2. 山中に出現する謎の毛「ウマノケタケ」

髪の毛のような長くて細い柄の先に小さい傘がついているが、この傘が取れて毛の部分だけになっていることもしばしば。木の幹や倒木からこれが生えている様子はちょっとしたホラー……。

 

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3. どうしてこうなったのか……「カゴタケ」

幼いときは卵状だが、成熟するとその中でたたまれていた腕がポポポポポンとすごい勢いで伸びてくる。自然の造詣美とその不思議さを存分に楽しませてくれる、珍しいきのこだ。

 

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4. “アレ”にしか見えない「タケリタケ」

ヒポミケスキンという菌がきのこに寄生し、表面を覆って、普通のきのこをこんな風貌にしてしまうのだそう……。菌の働きによってはうまくタケらず、しょぼくれたり曲がったりすることも。

 

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5. ど迫力のグロかわきのこ「アカイカタケ」

毒々しいカラーはもちろん、イソギンチャクのようなビジュアルが強烈! 岡本太郎の「太陽の塔」を地で行くような迫力で、山中でも目立つものの、レアなきのこなのでなかなかお目にはかかれない。

 

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本書には、どろどろに溶けてしまうきのこ、血を流すSMきのこ、とにかく臭いきのこなど、上記5点と同等、いやそれ以上の「へんなきのこ」が計60点掲載されている。

 

2017年1月には著者らを招いたトークイベントも開催予定。生で珍しいきのこを見たり、実食したりできるチャンスをお見逃しなく!

 

 

『珍菌 まかふしぎなきのこたち』刊行記念トーク・セッション&原画展

・日時/2017年1月13日(金)19:00~
・場所/神楽坂モノガタリ(東京都新宿区神楽坂6丁目43 K’sPlace)
・チケット料金/2,500円(珍しいきのこの実食あり、きのこグッズのお土産つき)
・お問い合わせ先/03-3266-0517 http://www.honnonihohi.jp/contact/

 

 

 

『珍菌~まかふしぎなきのこたち』

 

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文:堀博美/絵:城戸みゆき

価格:1,512円(税込)

単行本/ソフトカバー/160ページ

出版社:光文社

発売日:2016/11/17

 

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