今回取材させてもらったママサー(ママサークル)は、埼玉県の秩父の「LieN(リアン)」。そのミーツ(会合)は、大きな公園でピクニックのように開くことが多いそう。この日は公園が閉園のため、秩父市内にあるメンバー・まなみさん(29)の自宅で開かれた。20代で夢のマイホーム! 20畳はありそうな、広々としたリビングがうらやましい。

 

「こっちは家が安いんです。この家も3LDKで1千800万円ぐらいですから(笑)」(まなみさん)

 

メンバーたちに旦那の収入を聞いて回ると、月20万円台が相場のよう。それでも専業主婦率が高いのは、この住宅事情も大きいのだろう。実家暮らしを続けながら、憧れのマイホームのため貯金にいそしむメンバーも多く、ミーツの費用もしっかり節約だ。

 

「食べ物を持ち寄ったり、その場でお菓子を手作り。材料費といっても1人500円ぐらいなので、ファミレスでランチをするより格安。余った材料は、場所代として会場の家に提供します」(LieN代表・美晴さん・31歳)

 

みんな料理や片付けはお手のもの。おしゃべりに興じていても、誰かが子供をみてくれる。この日も、若いママたちのトークで大盛り上がり!

 

「重機の免許があれば、給料が上がるんだけどね」とは、共に解体業の夫をもつ20代のママ2人。さらに、「旦那がすぐエッチしたがるんだよね~」など、若さを感じる会話もあったりして。ステッカーやTシャツも作製し、連帯感はバッチリ。

 

「子供を産むと、友達と会う機会が減っちゃう。ママサーに入ってよかった!」(みさきさん・18歳)

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