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がん保険

医療費がかさむ「がん」若い人こそ、少ない掛け金で

不安を解消できる

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【確認ポイント①】がん保険に入る具体的なメリットは何?

「がん保険とは、その名のとおり、がんだけに絞った医療保険です。そのため、病気全般をカバーする一般的な医療保険より、保険料が割安な場合が多いです。ここが大きなメリット。
また、がんの場合は、入院日数が長くなる傾向がありまますが、がん保険では入院給付日数が無制限です。
がん保険には2種類あり、1つは定額給付型。がんと診断されたときに支払われる診断給付金、入院給付金、がん治療のための通院給付金が支払われます。もう1つは実損補填型で、がん治療にかかった費用をすべて補填するタイプです。
がん保険は、ほかの病気になりにくい20代30代の方こそメリットが大。医療保険に比べると、月々の保険料の出費を抑えながら、万一のときの備えになるからです。がんによっては重粒子線治療など治療費が高額になるケースもありますので、先進医療特約も備えになります」
(勝原さん)

 

【確認ポイント②】がんが再発したとき保障はうけられるの?

「がん保険では再発したとき、何度でも診断給付金は支払われるものがほとんどです。けれど、2回目の給付金までの期間が2年以上など、商品によって違いがあるのでチェックしてみてください。
 また、定額保障のがん保険の支給額の目安がわかっていると選びやすくなります。診断給付金100万円、入院給付金日額1万円、通院給付金が1万円、手術給付金20万円、手術・入院・通院の回数は無制限で、そのたびに支給されるというのが目安です。
 また、年齢とともに、がんのリスクが高まりますので、保険料が安く設定されているとはいえ、定期タイプは避けたほうがいいでしょう」
(溜池さん)

 

【確認ポイント③】上皮内新生物と悪性新生物、それぞれの診断給付金は?

「がん保険の約款で確認すべきポイントの1つが、上皮内新生物でも保障が受けられるかどうかです。
 この段階では、病変を切除した後の転移の心配や再発がほとんどないために、がん保険では保障の対象にならないことがあります。
 けれど、最近では上皮内新生物もがんと認め、悪性新生物と同じく保障対象に含めたがん保険も登場しています。しかし、診断給付金などの保障が同率でないものが多いので、確認しておきましょう。
 最近は医療技術が進み、入院せずに、抗がん剤治療などを通院のみで対応するケースが増えてきました。医療保険の通院給付は指定の期間以上の入院を経ていないと、支払われません。けれど、がん保険だと入院なしでも通院給付が受けられます。がん保険はこうした手厚いサポートが付加されている商品が充実しています」
(勝原さん)

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