《世界遺産に登録されると、近くの売り場から直後のジャンボで億が出る》
本誌は’13年、富士山が世界遺産に登録された際、この法則を紹介。見事、富士市の売り場から1等5億円が出た。また、’14年5月27日号では、群馬県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産内定を受け、富岡市や伊勢崎市(世界遺産になった田島弥平旧宅がある)の売り場を紹介した。
そして、なんと2本の1等が群馬県の富岡製糸場近くから出たのだ。田島弥平旧宅近くの、伊勢崎市「伊勢崎スマークCC」の声から紹介しよう。湯舟正樹店長は言う。
「富士山の次に世界遺産になるとは、縁起がいいねと販売員同士で話していたんですが、まさか……。’08年にオープンした売り場で、億が出たのは初めてです。スクラッチに強い売り場で、とくに最近、100万円、500万円と連続して出ていました。その勢いがドリームにつながったのでは?」
売り場のある伊勢崎市も絹産業が盛んで、以前は製糸場もたくさんあったという。
「今は市民住宅などに姿を変えてしまいました。そんな中で、昔の姿のまま残っている富岡製糸場が世界遺産になって本当にうれしかった。周辺の人、共通の気持ちだと思います」(湯舟さん)
今回、1等はバラで販売されたものの1枚で、前賞の1億円もこの売場から。後賞1億円は、系列店「前橋吉岡カインズCC」で販売された中に入っていたという。
もう1本の1等は、高崎市「スーパービバホーム高崎ロッタリーショップ」から。こちらは前後賞も、同じ売場から出た。なんと富岡製糸場周辺から、計11億円が出たのだ。
「富岡製糸場は利根川の支流沿いにあるんですが、その流れは高崎を経て、伊勢崎へ流れます。昔は絹を運ぶ川でしたが、今回はまさに億を運ぶ川になりました」(湯舟さん)
本誌で「今回のドリームは富岡製糸場周辺から億がくる」と予想した、風水建築家の山下剛さんは、こう語る。
「世界遺産登録時は、日本だけでなく世界中の注目が集まります。世界の人の気が一点に集中するときに発するパワーが、億を呼んだのだと思います。ドリームのときはまだ内定でしたが、6月21日世界遺産として正式決定したことで、サマーもこの周辺から目が離せません」