「’89(平成元)年から26年間で、グリーン1等の当せん番号は56個。そこから何万番台が何回出たかのデータをとり、出やすい台を出しました。もっとも強いのは14万番台。次点が12万番台。3番目は同率で11万番台と17万番台です」

 

そう語るのは、宝くじ記者歴50年、数々の当せん番号予想をしてきた山口旦訓さん。’13年には年末ジャンボ1等13万番台をぴたりと的中させている。

 

「大安の日に買ったり、よく当たる売り場で買ったりと、いろいろなあやかり方のひとつとして、番号を選ぶ買い方もあっていい。たいていの売り場で『万番台』のリクエストなら聞いてくれるものです」(山口さん・以下同)

 

今回のグリーンジャンボは売り切りではないが、最終日近くなると、売り場も売るくじが限られ、希望の万番台が買いにくくなるので、できるだけ早い購入がお勧めだ。では、グリーンに強い都道府県はどこか?

 

「’12年から3年連続で1等が出ている都道府県は、東京、静岡、大阪、愛媛だけです」

 

人口の多い東京、大阪は納得だが、静岡と愛媛が強いとは驚きだ。その理由を、山口さんは次のように話す。

 

「2県はくしくも、みかんの名産地。グリーン発売時(2〜3月)が最盛期で、その活気が宝くじの女神を振り向かせるのではないでしょうか」

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