勘九郎「父が裸で『俺だよ』」

父・中村勘三郎(56)が46年間守った名跡「中村勘九郎」を継承した勘太郎(29)。1028日の襲名に先立ち、その心情を語っていた。

 

「父のような役者、男になりたいとずっと思ってきました。父のハングリー精神、貪欲さを受け継ぎ、責任を持ってやっていきたい。でも、自分なりの勘九郎になる、という気持ちも持ち続けていきます」

 

11月からは『平成中村座」の7カ月公演も始まり、多忙な日々が続く。しかし、今年2月に誕生した長男・七緒八くんをはじめ、勘九郎にとっては“家族”が一番の癒しになっているようだ。現在、両親、2人の叔母、弟の家族5世帯が同じ敷地内に同居中だという。

 

「この間、父がシャワーを浴びてるところへ、七緒八を連れていったら、父が素っ裸で七緒八に『ヒャー!』って迫っていったので、七緒八が『キャー!』と悲鳴をあげました。初めて聞きましたね、悲鳴を(笑)。父は『おおおおお、俺だよ、俺』って、みんなでおお笑い。家族の繋がりって大事だなってつくづく思いますね」

 

 

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