冬のボーナス すぐに引き出しても『ふやせる』預け先1

今冬の民間企業のボーナスの平均額は、3年連続の減少で37.8万円になる見込みだ。10月の失業率も4.5%と相変わらず高水準。景気の先行きが見えないなか、少しでもボーナスを増やすにはどうしたらいいのか。

 

「何が起こるかわからない時代ですから、お金が必要になったときにすぐ引き出せる流動性を重視してほしいです」

 

そう話すのは、ファイナンシャルプランナーの内藤眞弓さん(生活設計塾クルー)。いつ引き出しても元本割れしない商品といえば、定期預金が考えられるが……。

 

「とくにネット専用の銀行には、利率0.5%以上の高金利の定期預金もあるんです」(前出・内藤さん)

 

なかでも、静岡銀行・しずぎんインターネット支店『プレミアム金利キャンペーン』は金利が0.70%と高め。他にも、香川銀行や愛媛銀行、トマト銀行などのお得な定期預金もあるという。

 

次に紹介するのが、定期預金のように安全な金融商品の『個人向け国債』。個人向け国債には、毎年発行される3年固定金利型、年に4回発行される5年固定金利型、10年変動金利型がある。発売中の『個人向け復興国債』の金利は、5年もので0.33%、10年もので0.72%。

 

「銀行が破綻するよりも、国家が破綻するリスクの方が少ないので、銀行に預けるよりリスクが少ないともいえます」(前出・内藤さん)

 

ただし、10年ものが1年以内、5年ものは2年以内に解約すると、元本割れしてしまうリスクがあるので、注意が必要だ。

 

その他、途中解約でも元本割れするリスクが少ない、都道府県や市区町村が発行している『地方債』などもあるという。何が起こるか分からないから、いざというときに備えるものを選びたい。