野田首相の増税法案に「民主党幹部の妻たちが猛反対の理由
消費税法案で小沢グループなどの”造反劇”が生じた民主党。実は、”旗振り役”の幹部の妻たちからも反対の声は多かったようだ。実は、野田佳彦首相(55)の妻・仁美さん(49)も”増税法案には反対”と夫に訴えていたという。
「仁美さんのもとには、地元・千葉県船橋市の支援者から消費税の増税に反対の声があがっています。支持者たちの反対の声を聞き、仁美さんは『支援してくれる方に説明がつかない』と、増税まっしぐらの野田首相の方針に戸惑っています」
さらに細野豪志環境相(40)の妻・節さんも増税法案には反対していたという。
「細野大臣は『妻に”消費税の増税のことばかり報道されて、なんとかならないの”と、突っ込まれたよ』とぼやいていました。さらに奥さんから『ママ友に会いづらいのよ』とも言われ、頭を抱えていましたよ」(別の民主党関係者)
子どもが6人いる馬淵澄夫元国交相(51)も、妻・寛子さんからの突き上げが厳しかったという。
「奥さんからは『実質、子ども手当てもなくなってそのうえ増税なの?もともと増税反対って言ってたじゃない』と突っ込まれたそうです。さらに『ウチは子供も多くて家計は負担ばっかりが増えて、個人的には増税は困るんだけどね』とこぼしていたそうです」(地元の民主党関係者)
菅直人前首相(65)の夫人・伸子さん(66)も自分の体験を交えて、こう漏らしているという。
「夫が首相時代に消費税を巡る発言で迷走し大敗した参院選の苦い経験から、増税法案に反対しているようです。『あんな選挙にマイナスになることをやってどうするのでしょう。支援者を回るこっちの身にもなってほしい』と。さらに恨み節はヒートアップして『鳩山さんや小沢さんみたいに金持ちのところが増税法案反対で、ウチや野田さんみたいに貧しいところが賛成なのが皮肉だわ』とも言ってましたね」(前出・民主党関係者)