「家電は工業化製品なので、ある意味どこで購入しても製品自体に差はないといえます。そういう点では、少しでも安いところで買うのはお得!とはいえ、いくら購入価格が安いからと言って『壊れたら修理代は自腹』では、結果的に多くの支出になってしまうことも。『こんなはずじゃなかった!』と後悔しないためにも、購入の際には、アフターケア保証についてもしっかりチェックしておくべきです」

 

こう語るのは家電コーディネーターの戸井田園子さん。新製品もめじろ押し、またボーナスで家電購入を考えている人もきっと多いはず。価格差もある量販店やネット。どこで買うかのポイントは、万が一の『アフターケア』で選ぶべきだと戸井田さんはいう。そこで、戸井田さんが家電量販店BIG3のアフターケアの“納得”と“安心”を徹底比較してくれた。

 

【ヤマダ電機】

「サービスの改善を実施。対象製品に設けた『無料長期保証』は保険料や加入料がいっさい不要という内容で、メーカー保証のみだった製品が、なんと最長10年まで故障や破損のトラブルに対応してもらえることに!なかでも注目は、購入金額が5万円を超える薄型テレビ、HDDレコーダーに付く5年間のアフターサービス。初期不良はもちろん、製品に不具合が生じた場合は何回でも修理が可能な点は見逃せません」

 

【ヨドバシカメラ】

「購入金額の5%のポイントを支払うことで、5年間の保証が受けられる『ヨドバシカメラ』の“延長保証”。1万円を超える製品が対象となるものの、冷蔵庫やエアコンといった大型家電を購入した際に加入するメリットは大!保証期間中に製品の自然故障が発生しても、修理代金はすべて無料。繰り返し修理を行っても、保証期間内であれば『ヨドバシカメラ』が全額負担してくれます。買い換えが少ない冷蔵庫やエアコンのトラブルケアに向けた効果が絶大です!」

 

【ビックカメラ】

「対象製品に応じて、店舗では最長10年、Webサイトでは5年までの“長期保証”を展開中。加入するには、ポイントカードの作成または、ショッピングサイト『ビックカメラ.com』への会員登録、14,800円以上の対象製品購入、加入費用として購入製品のポイント5%がかかりますが、ライバル店に負けないサービスを誇っています。デジカメやビデオカメラに格好の5年間の長期保証はとくに注目で“修理金額の100%を保証”“無制限の修理回数”“修理の際の自己負担がゼロ”という3つのポイントは、消費者にとって頼もしい存在」

 

家電によっては延長保証を追加したり、独自の保証システムが充実している店舗で購入するなど、製品に合わせて賢くアフターケアを利用しよう。

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