今年6月、世界遺産に正式認定された群馬県の富岡製糸場は、明治政府が日本の近代化のために最初に設置した模範器械製糸場だ。「明治5(1872)年から昭和62(’87)年まで115年間という長い間、実際に操業していました。明治政府がつくった官営工場の中で、ほぼ完全な形で残っているのは富岡製糸場だけです。全国から工女たちを集めて技術を教え、器械製糸の指導者として郷里に戻ってもら...

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