「1房55万円の高級ぶどうが登場、1粒あたりの値段は約1万8千円!」。そんなニュースが日本中で話題になったのは、7月上旬のこと。石川県で開発されたぶどうの新品種が、過去最高額で落札されたのだ。いったい誰が食べるのか……と思いきや、現在、世の中では「普通の品」とかけ離れた値段の高級品が、人気となっている。
そこで今回、食べ物から日用品まで、いろいろな商品の「もっと高いモノ」を集めてみた。製法にこだわっているのはもちろん、道具の場合は、プロも認める使い勝手のよさが、高級品の特徴だ。
成田ゆめ牧場「ブランデーチョコレートアイス」6個・20,000円
酪農歴125年という牧場の牛乳から作られたミルクアイスと濃厚なチョコレート、高級ブランデー「レミーマルタン」を使用した究極のアイス。桐箱入りなうえに高級感あふれる風呂敷に包まれており、贈答品として人気。
マルハニチロ「あけぼの特選 たらばがに脚肉詰」1缶・14,040円
ワタリガニの缶詰なら100円だが、こちらは特選タラバガニ! 資源管理の厳しいアラスカより輸入。もっとも太い「一番脚肉」のみを北海道の専門工場で、手作業で選別しているため、コストも手間も段違いなのだ。
奥田農園「美人姫」1粒・54,000円
野球ボール大・100グラム超の巨大いちご!「色・艶・甘味・形・後味の五拍子がそろったいちごは美人姫以外にない」と生産者の奥田さん。生産時期は12〜3月の間。
山本海苔店「極吟味焼海苔 全判詰合せ」23,760円
創業165年を誇る老舗の技と経験でえりすぐった、その年に取れた最高級品ののりの詰め合わせ。食べると、食感や甘みが、ふだん食べているのりとは違うと感じられる。日本橋本店限定品だが、HPからも購入可。
アイノノピアーノ 本通り店「北新地食パン」2斤・12,000円
世界のロイヤルファミリーに愛されるフランスの最高級バター「エシレバター」を、通常のパンに使う量の5倍も練り込んだプレミアム食パン。濃厚だが癖のない風味とまろやかさが特徴。エシレバター6個が別につく。
ファーバーカステル「パーフェクトペンシル スターリングシルバー」1本・54,000円
’14年に創業253年を迎えた、世界最古の文具メーカー。HやHBなど鉛筆の硬度や、六角形鉛筆などを作ったのも同社といわれている。厳選された希少素材のみを用い、シンプルで上品なデザインに仕上げた。
望月製紙「羽美翔・蝶」3個・5,400円
高知で生まれた最高級トイレットペーパー。マツコ・デラックスが、明石家さんまに誕生日プレゼントとして贈ったことで有名に。地元では飲み水にもなっている清流・仁淀川の伏流水で作られた紙は、お尻の拭き心地が違う!
大昭和紙工産業「十二単ティッシュ」1箱・10,000円
伝統的な「十二単」を、カラーティッシュで表現。色が鮮やかに出るよう、また色ムラが出ないよう、細心の注意を払って染色されている。
エース「リュミエールブラン ネージュ」1本・6,480円
ミネラル由来のアルカリ成分が口の中に働きかけ、歯や歯茎のネバネバ感をすっきりさせるジェル歯磨き。「月に2本のペースで、継続して使用していただくと、より効果がはっきりとします」(担当者)。
イヴァンカ「バブルイン シャンプー」1本・54,000円
代官山や銀座に店を構える人気ヘアサロン「IVANKA(イヴァンカ)」が25年前「傷んだ髪をきれいにしたい」という顧客のために開発。発売以来、口コミで評判が広がり、’08年には国際グランプリの世界最優秀商品賞を受賞した。
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