話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(42歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回は、都内「あじさいまつり」対決だ!
■東京都練馬区「としまえん」
最初に向かったのは遊園地で有名なとしまえんで開催中の「あじさい祭り」。今年で15回を迎える歴史あるお祭りで、150品種1万株のあじさいが楽しめる。あじさいには「がく咲き」といって額縁状に花が咲くものと、花が丸く固まって咲く「てまり咲き」の2種類があるそう。150品種もあるので多彩なあじさいが堪能できた。
“水色の丘”という場所には、てまり咲きの水色のあじさいが一面に広がり、爽やかな気分に。“白い小径”と名付けられた場所には北アメリカ原産の「アナベル」という品種が見ごろを迎えていて外国人客が撮影に夢中。
模型列車の「あじさい号」に乗ると、説明を聞きながら園内をじっくりと眺められる。最後にあじさい茶屋であじさい風サンデーを食べ、存分にあじさいを楽しむことができた。週末には、写真教室や押し花クラフト教室が開催されているので、遊園地と一緒に楽しんでみてほしい。
■東京都府中市「府中市郷土の森博物館」
つぎに向かったのは府中市郷土の森博物館の「郷土の森あじさいまつり」。こちらも1万株のあじさいが咲いている。敷地面積13ヘクタールととにかく広く、豊かな自然とあじさいが楽しめる。
府中市郷土の森博物館はもともと近辺の江戸中期から昭和初期の建築物を移築・復元して保存している場所なので、それらの建築物も見どころ。休憩所も点在しているので、時間をかけて散策してほしい。
こちらも週末はコンサートなどのイベントが開催される。それと博物館本館にはあじさいグッズの販売やプラネタリウム(有料)などもあるので、こちらもおすすめだ!
【めた坊ジャッジ】150品種のあじさいは、やはり圧巻。今回は場所ごとにまったく違う色を楽しめた、としまえんが勝利だ!