PayPay第二弾開始、荻原博子解説する「スマホ決済の注意点」

「PayPay」キャンペーン第2弾がスタート! ほかにも、Origami PayやLINEペイなどスマホ決済は乱立の様相だ。政府は’25年にキャッシュレス決済を40%にする目標を掲げ、キャッシュレス化の流れはもう止められない。そんなキャッシュレス時代に覚えておきたい「スマホ決済」の3つの注意点を、経済ジャーナリストの荻原博子さんが教えてくれた――。

 

昨年末話題になったスマホ決済の「PayPay(以下、ペイペイ)」が、今月12日から「第2弾100億円キャンペーン」をスタート。目玉は支払い代金の最大20%還元ですが、1回の買い物ごとの還元額の上限が、前回の5万円から1,000円に引き下げられました。また、使った全額分が戻る「やたら当たるくじ」も最大1,000円までになり、前回のような高額キャッシュバックはないようです。

 

ほかにも「Origami Pay(以下、オリガミペイ)」は、期間限定で対象店での買い物が半額になる「オリガミで、半額」キャンペーンを行っています。2月13日からは、ケンタッキーフライドチキン。オリガミペイで500円以上払ったら、商品が半額になります。ただし割引上限は1,000円です。

 

注目を集めるスマホ決済とはどんなものか、見ていきましょう。

 

スマホ決済とは、スマホにペイペイなどの無料アプリをダウンロードし、それを元に支払いをすること。クレジットカードのようなサインが不要で、少額の支払いにも気軽に使えると好評です。

 

支払いは、前もってチャージした中から払う前払いと、アプリに登録したクレジットカードで払う後払い、使ったその場で銀行口座から引き落とす即時払いがあります。ペイペイは前払いか後払い、LINEペイは前払い、オリガミペイは後払いか即時払いというように、アプリによって異なります。

 

会計の際は、店にあるQRコードを自分のスマホに読み込むか、スマホアプリにあるコードを店が読み込むかの2とおりですが、どちらも簡単です。使い慣れると、現金を出すのが面倒だといいます。

 

スマホ決済は簡単で便利ですが、気を付けたいことが3つあります。

 

【1】チャージ残高の使用期限

 

キャッシュバックやポイントだけでなく、自分でチャージした残高にも使用期限があります。ペイペイは、最後の利用から2年。LINEペイは最後の利用から5年。使い続ければ問題ありませんが、放っておくとチャージしたお金がいつのまにか消えてしまうことも。

 

【2】チャージ残高を使い切ることはむずかしい

 

余ったチャージを元の銀行口座に戻すことは、ペイペイだとできませんし、LINEペイでは手数料216円かかります。また会計の際、チャージ残高を使い切り、不足分を現金で払うことはできません。残高を使い切ろうとすると、ぴったりの買い物をするか、チャージして使い続けるしかありません。

 

【3】ムダ遣いが増える危険性も

 

現金を見ないため、使いすぎる傾向があります。利用履歴を見て使った合計額を把握してください。前払いにして、1カ月に使える金額を決めるなどの工夫も必要です。