【節約ワザ1】メリハリまとめ買いで米なら月2,000円の節約
リモートワークやリモート授業で自宅での食事機会が増えている。
「パスタやインスタント麺など、長期間保存ができるうえに、簡単に作れるものをまとめ買いすれば経済的で便利です」(加谷さん)
小袋のパスタは100グラム65円ほどだが、業務用パスタは5キロが1,800円ほどで買えて、45%もお得。精米30キロで1万4,000円ほどのブランド米も、玄米なら1万円ほどで買えることが多い。コイン式の無料精米所に行けば、数百円で精米でき、4,000円ほど節約できる。3人家族が1日3杯ずつ米を食べた場合、1カ月で約18キロを消費するので、月2,000円も得だ。
「しかし、品目を選ばないと消費する前に悪くなってしまいます」(加谷さん)
野菜は安売りだからといって大量買いすればフードロスになる可能性がある。また、一度に少量しか使わず消費するのに時間がかかる調味料も買いだめする必要はない。買いだめするものの“メリハリ”を心がけよう。
【節約ワザ2】食洗器導入で年間1万3,000円節約
「水道光熱費がもっとも高くなるのは、暖房代がかかる2月です。11月時点で例年と比べて800円以上高くなっているので、注意が必要です。節約のためにまずおすすめなのが、食洗器の導入です。購入時の初期費用がかかりますが、水道代と給湯代は大幅に節約できます」(加谷さん)
資源エネルギー庁によると、食器を1日2回手で洗った場合(夏場以外は給湯器を使用)、水道代・ガス代で年間2万5,560円。一方、1日2回食洗器を使った場合、乾燥までしても年間1万6,990円。8,570円もの節約になる。
“おこもり生活”で、1日3回食器を家で洗うことになれば、年間約1万3,000円の削減になる。
【節約ワザ3】二重窓化で電気代を年15%減
初期投資は必要だが、「二重窓をつけるリフォームも非常に節約効果が高い」と加谷さん。
「安く建てること優先だった日本家屋は総じて断熱効果が脆弱です。わが家は20万円ほどかけて4つの窓を二重窓にしたんですが、真冬のいま、暖房を消して寝ても、明け方の室温が16度以下にはならないんです。電気代は15%も節約できています」
紹介した節約ワザをさっそく始めてみよう!
「女性自身」2021年2月16日号 掲載
